タカさんが投稿したL型メカチューン・L28・トラブルに関するカスタム事例
2020年09月12日 13時06分
L型プライベーター⁉️ SuginoWorks 旧車全般 キャブレター全般 ミッション、デフ回り等楽しく安くタダ働きしてます。 当方完全なショップではありません⁉️ あくまで「遊び」の延長です^_^
毎回クランクのキーを一本キーにしろと言ってますがこのクランクは、キートラブルの見本です。
クランクボルトの緩みから、プーリーがクランクにカジリ(焼き付き)ます。
クランクボルトの緩みは、締め付け不足やクランクの振動(曲がり)で緩みます。
ノーマル5500回転でイエローゾーンのエンジンをキャブにして6000回転回せば振動がでます。
調子に乗って回すと緩んでカジリます。
L28ノーマルにカム組んで回した結果クランクプーリーが外れない⁉️
このエンジンが、まさにその様です。
クランクプーリーを壊してやっと取りました。
カムギヤ、クランクスプロケを取る為にカジリをベルトサンダーで少しづつ削りプーラーで引き抜きました。
丸く見えますがかなり削りました。
この状態でスプロケは、入りません
デスビギヤを手で入れてもここまでです。
ベルトサンダーで削りスルスル入るまで削ります。
純正3本キーです。
半月になっていて、クランクに埋まる面は少ししかありません
真上から見るとこんな感じです。
加工に出してみないと分かりませんが、溝が広がってしまったのでこれで『ギリギリ』です。
このクランクは、ジャーナルの程度も良くバランスも取り直してあります。
今は、高価で程度の良いクランクが少ないのに1本キーにしないなんてお金を捨ててる様な物です。
中古エンジンなので、誰がやったかわかりませんが無知以外の何者でもありません
イジる=壊れる=無知です。
壊れるには理由があります。
このエンジンを組んだ人には、2度とエンジンに触って欲しくは無いです。(言い過ぎました^_^)
皆さんも、こうなりたく無ければ知識のある方にアドバイス等を受けて下さい。
まだ治りそうですが、こんな物でも諭吉何十枚ですよ、、、、怖い^_^