インテグラの過去の愛車・痛い思い出に関するカスタム事例
2020年02月14日 23時35分
実は、クルマを買いました…じゃないです。以前乗ってた白インテさんですね。わざわざ過去フォルダから探して来ました。
今日2月14日はバレンタインデー。しかし私にとっては忘れられない痛い経験をした日として記憶に残ってしまった日です。このインテで事故を起こした日なんです。
あの大好きだったインテが、こんな姿に…
事故から廃車にするまでは凄く悩みました。12年に渡り、もはや執着と言っていい程ムキになって所有してきたクルマですから、こんな事で降りる事になるとは思っていませんでした。当然直して乗るつもりだったのですが、恐らく部品が揃わないだろうと言われ、揃ったとして修理にも生半可ではないお金が掛かる。時間も掛かるだろうし…そんな時、父親に言われた言葉「取り敢えず、脚グルマもあるんだから、少しゆっくり考えてみな。違うクルマにするのも選択肢の一つだぞ」父親としては、これ以上金も手も掛かるクルマはこの機会にやめて、足代わりに確保したアルトにずっと乗る事にしたらクルマに掛かる経費も抑えられるだろ、とのつもりで言ったのだろうと思います。確かに私も、違うクルマにすると言う選択肢に向けて動き出す事が出来ました。
しかし、また同じ様なクルマを探して来るとは露ほども思っていなかった様です(笑)中古車情報サイトでこのクルマを見つけた時、自分の中で止まっていた時間が動き出す予感がしました。スポーツカーは麻薬のような物、それが分かる人には強烈な引力を持って誘います。文字通り私は「惹かれた」のでしょう。そのクルマを買わないといけない衝動に駆られ、気が付いたら話が決まっていました。購入してからもうすぐ一年になろうとしています。両親は呆れていますが、私は全く後悔していません。またあの音を聴きながら走っていられるのですから。
日中、事故を起こした場所に行ってみました。
普段から良く使う道なので、事故の後も何度となく走っていますが、何の変哲もない道です。これと言った墓標がある訳じゃないですが、あの時の情景は今でもはっきりと覚えています。まぁ、相手の方も私も幸い怪我はなかったから今こんな事が言えているのでしょう。運が良かったです。誰も悲しませる事にならなくて良かった。大好きなクルマをまた運転出来て良かった。噛み締めながら、もうあの時の様な思いは二度としない、クルマにもあんな思いはさせない、と誓って、その場所を後にしました。