レンジローバーのトランスミッションオイル補充・トランスファーオイル補充・デフオイル補充・スイベルハウジングオイル補充・ステイホームに関するカスタム事例
2020年05月01日 10時12分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
クラシックレンジのエンジンオイル以外の油脂類(トランスミッション、トランスファー、前後デフ、スイベルハウジング)について、漏れ量チェックを兼ねて補充を行いました。
これらのオイルは3年前に交換しているのですが、それからの走行距離がまだ5,000kmくらいしか走っておらず(うち1年間はエンジンOHで不動車 笑)交換するのはもったいないので、今回は補充としました。
まずはトランスミッションから。
トランスミッションはLT77 5速マニュアル。
マニュアルですが指定オイルはATFです。
トランスミッション横っ腹のフィラープラグを開けてシリンジで補充。
フィラー穴から流れ出てくるまで80ml入りました。
若干の漏れがあるようですが、3年間でこのくらいであれば問題になる量では無さそうです。
次にトランスファー。
手動でセンターデフロック可能なLT230T。
ギアオイルを補充すると、なんと200mlも入りました。
トランスファーは結構漏れがあることがわかりました。
いつかシール交換をしなければ…。
次に前後デフ。
前のデフはフィラープラグ外したら流れ出てきたので、全く漏れ無し。
後ろのデフは50ml補充。プロペラシャフトのシールから若干の漏れがあるようです。
最後に左右のスイベルハウジングオイルの確認。
新しめ(90年代半ば近くから)のクラシックレンジやディスコは専用グリスが入っているようですが、古い年式の車両はギアオイルが入っています。
ここのオイルが漏れて無くなるとCVジョイントが破壊されるので、自分はスイベルオイルだけは半年に一度くらいの頻度で量の確認をしてます。
3つのプラグがあります。
青矢印:フィラープラグ、黄色矢印:アッパーレベル確認プラグ、赤矢印:ドレンプラグです。
左右ともアッパーレベル確認プラグを開けるとギアオイルが流れ出てきたので漏れは無さそうです。
スイベルボールを綺麗に清掃して作業完了。
スイベルボールが錆びたり、汚れがこびり付くとスイベルのシールが痛むので、いつも綺麗にする様に心がけています。
そのためかわかりませんが、若干のオイルにじみはありますが、車両入手してからシールは無交換でもダダ漏れにはなってません。
オイルが漏れにくくなるように、スイベルのみ粘度が高めの140番のものを入れています。