カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・オーナー様閲覧注意・酷評レビューに関するカスタム事例
2024年10月23日 21時50分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ 再レビュー編
トヨタ プリウスPHV(2代目 50系)
最後に乗ったのは、プリウスPHVです。PHVとしては2代目となるモデルです。この前50系プリウスの再レビュー編をお届けしましたが、2.0点という点数になってしまいました。正直、私の考えに全然合わないような車でしたが、PHVはどうなんでしょうか。このシリーズ初めて本当に初期の頃にレビューしましたけど、改めて見ていきましょう。
50系プリウスPHVとは?
『プリウスの特長である環境性能を大幅に進化させたほか、電気自動車(EV)らしい力強くスムーズな走りを実現した新型「プリウスPHV」。今回フルモデルチェンジを行った。ラインアップは「S」、「Sナビパッケージ」、「A」、「Aレザーパッケージ」、「Aプレミアム」を設定。1.8L リダクション機構付 THS II Plug‐inを搭載。大容量リチウムイオン電池の搭載、プラグインハイブリッドシステムの効率化によりEV走行距離を68.2kmに拡大、EV走行最高速度も135km/hとし、電気のみで走行できる領域を拡大。また、充電した電気が切れてもハイブリッド車として37.2km/Lの低燃費を実現した。さらに、量産車では世界初となる「ソーラー充電システム」を採用。太陽光の自然エネルギーを、駐車中は駆動用バッテリーに供給し、最大約6.1km/日(平均で約2.9km/日)の走行分の電力量を充電可能。「駆動用バッテリー専用ヒーター」や、世界初の「ガスインジェクション機能付ヒートポンプオートエアコン」を採用。エクステリアは、透明アクリル樹脂を採用した大型グリルと4眼LEDヘッドランプが未来を見据えるシャープな顔つきで先進感を表現し、ヘッドランプは、先行車のテールランプや対向車のヘッドランプで車両を認識し、照射範囲を左右16個のLEDで細やかに制御するアダプティブハイビームシステムを採用。バックドアガラスに採用した二つの膨らみを持つダブルバブルウインドゥ、一本の赤いラインでつないだハイマウントストップランプとリヤコンビネーションランプなど、一目でプリウスPHVと印象づけるデザインを採用。最新装備として、トヨタ初の11.6インチT‐Connect SDナビゲーションシステムとDCMにより、安心・安全・便利な、つながるサービス「T‐Connect」を提供。安全性能では、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車標準装備。ボディカラーは、スピリテッドアクアメタリックを含む、全9色を用意。』
(goo-netより引用)
今回の車両は令和1年6月登録で、一番下のSグレードです。11.6インチのナビは付きません。新車価格は317万8440円です。
※今回はボロクソに言うので、見たくない方はブラウザバック推奨です。
外観
外観は、この前レビューした50系プリウスとはデザインが差別化されています。フロントはヘッドライトのデザイン、ここ美しいですよね。プリウスPHVだとシグネチャーランプは付かず、バンパー端の縦に並んだLEDが車幅灯としての役割を持ちます。ただ、顔全体は少しクセがあり、好みが分かれそうです。サイドは、偶々借りた場所の駐車場に標準プリウスが駐車されていましたけど(奥の方)、見てみると殆ど変わりません。プラグインハイブリッドのエンブレムが付くくらい。リアは、テールゲートの造形が細かいです。既に登場から7年以上経過しますが、古さを全然感じません。まとめると、50系プリウス前期の外観をさらに突き詰めて、造形美を意識した感じが伝わる、そんな車です。私はどちらかと言うなら外観は好きな部類です。
内装
標準プリウスと被る箇所は省きます。詳しいのはそちら見てください。ドア側は、質感変わりませんね。内装は、少し違います。シフト周辺が白いプラスチック素材になっています。ラメ入りでしたのでパールホワイトの素材のようですが、ここだけ妙に違和感があります。っていうかそもそも周りが標準プリウス同様にピアノブラックまみれで余計に安っぽいですし、残念です。やるならまだピアノブラック無しハードプラとかシルバーのパネルとかの方がマシだと思います(前回減点するの忘れてました、減点項目です)。ハンドルは革巻きですね。以前の標準プリウスはパワーシート付きでしたが、今回のプリウスPHVはグレード低いので手動のシートです。ファブリックのシートで手触りは安っぽいです。USBの充電環境は無いです。後は基本的に変わらないので省きます。
ペダルレイアウトは同じなので問題ありです。給油口はボタン式です。
シフト周辺。ピアノブラックまみれです。萎えます。因みにシートヒーターはありますがベンチレーションはありません。
グローブボックスも一緒かと。
アームレストは収納あります。
車幅も特に変わりはないです。
荷室
ここは変化があります。荷室がかさ上げされています。その影響で高さ53cm程に変わっています。あと、前回言わなかったかもですが、トノカバーが伸縮できるのは素晴らしいです。ただ取り方が分かりません。これ取れるの?
分かりにくい写真で申し訳ないですが、後席倒した場合は手前部分がかさ上げされている関係で段差ができます。トノカバー取れなければ車中泊厳しいかと。
ヘッドライトを点灯させました。LEDですね。テールランプもLEDになります。
タイヤ
15インチのホイールキャップ付きアルミホイールです。標準プリウス後期型の物に似てますが微妙に形状が違います。OPだったかで標準プリウスと同じようなアルミホイールに変えれます。GRスポーツは18インチに変わります。タイヤはブリヂストンのNEWNOです。
搭載エンジン
2ZR-FXE型の98馬力にモーターが72馬力までは一緒ですが、そこから31馬力のモーターが追加されています。変わったところですが、私の気のせいかもしれませんが標準プリウスと比べてブレーキが少しマシになった気がします。ブレーキが1割踏みくらいでややガツンとなる感じです。少しガツンの具合が治ったような気がします。加速は31馬力のモーターが加わりましたので、標準プリウス以上の余裕さが実現できていると思います。1テンポ遅れて加速するのも同じです。静粛性ですが、ここが明らかに標準プリウスより進化しています。非常に静粛性が高いです。ここの高さは加点です。エンジンが介入する場面がかなり減ってます。体感エンジン付近からのノイズはカローラツーリングHVより静粛性高いと思います。ただ、その分標準プリウスよりさらにロードノイズが目立つ印象です。タイヤ変えれば改善するかもしれません。大体65dB前後です。数値一緒じゃないかと突っ込まれそうですが、多分ロードノイズのせいです。エンジン付近からのノイズはかなり静かになってます。乗れば分かります。停車時はエンジン始動していないと41dB前後です。ハンドルは適度ですが、クイックなハンドルではないです。ある程度だるさがある感じ。キャラクター考えるとこれで良いと思います。サスペンションは標準プリウスよりも重くなったからか、バタつく場面は減りました。ただまだ場面によって足がバタつく印象はあります。サスペンション自体はソフト寄りで乗り心地自体は良いので標準プリウスと変わらず加点箇所です。高速道路は、今回はちゃんと測定できまして70dB前後でした。まぁ悪くはないと思います。ただ、やっぱり何か微妙だな感は否めないです。標準プリウスのレビュー見た方なら分かりますかね。まとめます。
まとめ
良いところ
・サスペンションは相変わらずソフト寄りで悪くはないから加点。ただまだ足のバタつきを感じる。+0.5点
・静粛性(エンジンからのノイズ)が非常に高い。+0.5点
・伸縮できるトノカバー。
悪いところ
・カップホルダーの建て付け。標準プリウスと一緒でした。−1.0点
・シフト。−1.0点
・ピアノブラックまみれで質感低い。−0.5点
・電パ無し。−1.0点
・USBの充電環境が欲しい。
・ペダルレイアウト❌
・エンジンからのノイズが抑えられた分、ロードノイズは標準プリウスより目立つ。
評価:2.5点 微妙。あまり推奨できません。
評価プリウスより0.5点上がった評価にはなりました。標準プリウス同様、私のような考えの人なら購入はやめた方が良いです。やはり環境性能に特化してる分、悪いところで挙げましたが、犠牲となった箇所が目立ちます。やはり、個人的にプリウスは30系の後期が一番完成系だったと思ってるので、どうしても50系や60系は乗っていて微妙に感じてしまいます。ただですね、この車、中古は100万円台前半からと年数が経過しているのでリーズナブルです。手頃なPHVが欲しい、そんな方でしたらプリウスPHVはオススメできると思います(悪いところが許容できるなら)。逆に30系や新型の60系のPHVはどうなんでしょうか。機会があればこちらで試乗レビュー出したいなと思っています。次回はまだ未定ですが、多分来月上旬辺りに何かしら借りるとは思います。ではまた次回。