その他のアメ車・シェビーバン・マスターシリンダー交換・デルコに関するカスタム事例
2021年01月24日 21時13分
シャーシ以外相当ダメダメな個体でしたが現状購入、板金以外の外装・内装・機関系ほぼ全てを夫婦でリペア、カスタムしました。 仕事は元々メカニック、現在はアウトドア、デザイナー、アートディレクター、クリエイター、プロダクツアドバイザーなどとメカニックから広がる様々な事をしています。 VanLifeStyleビルダー第一人者としても活動。 現在BSジャパネクストで毎週金曜22時〜23時放送中の「THE CRAFTSMEN」に夫婦でレギュラー出演中です。
昨年社外リビルドに交換してたんですが、
しっかり効くには効くんですが
どうもタッチが気に入らず。。
という事でリビルドではなくデルコの新品に交換。
前回は卓上にてベンチブリーディングをしたのですが
よくよく見てみたら、ウチのラリーちゃんは車体に取り付けた状態で水平だったので、今回は車体に取り付けた状態で実施しました。
ベンチブリーディングはマスターシリンダー内の空気を抜くだけでは無く、シールにもオイルが馴染みシールを痛めないので必須作業です。
今回車体に装着後という事で必要になるのがこちら。
ベンチブリーディング用の極太注射器。
ホースがブレーキフルードに浸かってるように設置して、タンクのフルードを注射器で吸い上げます。
マスターシリンダーの穴から注射器でフルードを圧入。
何度かやってるとホースからフルードが出て循環するので、そこにエアが噛まなくなるまで続けます。
前輪用、後輪用のタンク毎に同じ作業をして全くエアが出てこなくなったら終了。
ブレーキラインを元通りに戻したら、マスターシリンダーからいちばん遠いところからブレーキ側でエア抜きして、フルードを規定量にして蓋を閉めて終了。
思った通りの踏み応えになりやっぱデルコだなと思った作業でした。