ゴルフ RのTuning Evolution B.L.K・コーディング・VCDS・VCP・GOLF8に関するカスタム事例
2024年04月27日 21時08分
B.L.K104Rハイパフォーマンスモード(AUDIモード)コーディング施行確認
GOLF7世代のMQB車で実績のあるコーディングです
パワー、トルクが若干上がり、滑らかな加速をするようになります
プチブーストアップという表現がわかりやすいかと
設定後、ボンネットを開き、ドアロックしたこの状態で暫く放置する必要があります
書き換えただけではあかんのよ
このことをどこまでの人が理解しているのだろうね?
ハイパフォーマンスモード(AUDIモード)コーディング施行後、ACC(自動追従)が使用できなくなった
チェックランプは点灯していないし、車両ステータスにも表示なし
VCDSで見ると、エンジン、ACC関係にフォルトが入ったまま
消すことができない笑
元に戻すことにした
GOLF8とGOLF7でハイパフォーマンスモード(AUDIモード)コーディング後の結果が明らかに異なる
ACCが使えないようになるとは驚いた
自分の車で良かったわ
自分の車で検証することの大切さを実感した
ハイパフォーマンスモード(AUDIモード)コーディングをデフォルト設定に戻して、暫く放置して確認
使えなくなったACC機能が復活
なるほど〜
フォルトクリアもできた
理屈をある程度理解し、変更した内容を理解していれば、このように元に戻すことができる
特殊例としては簡単には元に戻せない場合もあります
EEPROMの内容を書き換える場合です
少し古めのGOLF5、6世代の車両でこういう例があります
GOLF7世代、8世代の車両でもあるのかもしれません
※ EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)は不揮発性メモリの一種。E2PROMとも表記される。コンピュータなどの電子機器において、設定情報など、電源を切っても保持すべきデータの記憶に用いられる。
たかが、コーディング、設定変更するだけだから簡単だろ
うまく行くにちがいないは違うってことです
だから私のようなプロがいる
VW、AUDIコーディングプロの結論
ハイパフォーマンスモードコーディングはGOLF8で設定してはいけない
次は下記2点のコーディングの検証です
⚫︎排気フラップ常時開コーディング(未施工)
⚫︎サウンドアクチュエータ調整(未施工)
排気フラップ常時開コーディングに関して、
値を書き換えようとすると、その値はout of rangeとなり書き換えることができなかった
これもGOLF7世代車とは異なる結果
GOLF7世代車だとすんなり書き換えることができる
GOLF7R、7.5R、Arteon前期型で実績あり
7世代車のT-ROC R、Tiguan Rも可能なんじゃないかな
今日のところは諦めた
サウンドアクチュエータ調整に関して、
これは成功
GOLF7世代車と同様の結果
SFD解除しなくてもできると私が思っていたコーディング結果まとめ(2024.04.27現在)
①ハイパフォーマンスモード(AUDIモード)
→ACCが機能しなくなるから不可
②排気フラップ常時開コーディング
→out of rangeとなり書き換えることができない
③アクセルレスポンス向上コーディング(施工済)
→問題なく機能する
④TVロックキャンセル(施工済)
→問題なく機能する
⑤サウンドアクチュエータ調整(未施工)
→問題なく設定できるし、機能する
次はSFD解除してのコーディング検証ですかね。
どうやってやろうかな。