スカイラインの車高調・固着に関するカスタム事例
2020年01月09日 00時09分
駐車場で街の遊撃手と化している34。
フロント車高調のシート固着です。直します。
ネジ式ですね。全長を変えられないタイプ。
世にも珍しいブリジストンの車高調です。乗り心地は良かった。
ひとまず上のナットを外し、ここまで分解します。
スプリングが邪魔になりますから。
個人的には…車高調整の際はフルタップでもネジ式でも、車から外して丁寧に清掃しながらやる事を推奨します。間違いが少ないですし、なんやかんやラクです。
ケース長変更を除けば、スプリングも外せるなら外した方が良いです。
まず清掃。何より清掃。
ネジ山は徹底的にブラシで清掃。ダイソーの…個人的にはステンレスブラシが好きです。
ロックシートのネジ溝にある汚れも可能な限り針先などで除去します。砂なんかは絶対除去です。
私は個人的にここで水洗いします。
で、車高調レンチで回します。
回らなければ556を吹いてから回します。
ダメならラスペネを吹いて、可能なら数日置いて回します。
ダメなら…車高調レンチを延長して回します。
ダメなら貫通ドライバーなどを使い、シートを傷める前提でハンマーで叩いて回します。
ココでダメな時は基本的にダメですけど…。
次はロックシートをガストーチ2本で炙って回して…とやれば、おそらく若干ずつは回ります。が多分キリがないので。
そん時はもう、サンダーとかでシートを切ります。
ネジ山は一切傷つけずにシートだけを綺麗にカットしてください。
そしたらほぼ確実に回ります。
勿論、シートは完全に交換前提です。
一応これでもまだ使えはしますけど…こんなシートで走り回ってるとか公言すると自分の信用に関わりますから、替えましょう。
ちなみに。
ここまでやらないと外れないパターンは、シート溝にべったりと固まった泥のようなものが埋まってる時。
長い間車高調を分解しないとそうなる確率が高いです。
長くても2年に一度くらいは意味もなく車高長をばらして清掃しましょう。
シートの注文をしたので、ひとまず車高だけ高くして仮戻し。着地させてシートの到着を待ちます。
走っちゃダメですよー。
ちょっと車高上がりすぎた感じ。シートが届いたら若干落とそう。
34も、着々と良い車になってきていますね。