スカイラインのコーナーポール・純正オプション・ER34・ENR34・HR34に関するカスタム事例
2021年05月16日 21時24分
R34後期純正オプション コーナーポールの取り付けについてまとめてみました。
後期型用コーナーポールの純正配線はIGN電源のON/OFFで自動昇降のためスイッチがありません。自分の気分次第で昇降させたかったため配線を新規に引き直しスイッチを取り付ける作業を行うことに。
R34前期型に採用されている純正のコーナーポールスイッチを入手しましたが機構が動画の通り自分の想定するものとは違ったため内部を分解してニコイチ化することに決めました。
適当にドナーとなる純正スイッチを落札して…
分解していきます。
日産純正スイッチの機構はこの写真に見える金の小さなプレートで決まります。この金のプレートを自分のイメージしているオルタネイト方式にするためにドナーのスイッチからコーナーポールスイッチに入れ替えます。ただ差し込んであるだけなのでペンチで簡単に引き抜けます。
完成したのがこちら。これでイメージしていたスイッチが完成しました!
続いて本体です。
入手できたものはポール部分の内部ギアが中で折れてしまっていました。通電してモーターの動きは確認出来るものの昇降はしませんでした。
そこでポール部分のみ新品を発注して入れ替えました。まだ部品が出て一安心です。
ついに取り付けです!まず配線を引き直します。
右フロントインナーフェンダーの上、メインハーネスが通るところを通過させ運転席下のグロメットから配線を引きます。R34では定番の引き込み方です。
室内に冒頭製作したスイッチを設けて…
電源は足元のヒューズボックスより取りました。
緊張の穴開けです…一度開けたらもう後には戻れません。今まで集めた膨大な後期コーナーポール装着車の写真をいろんな角度から分析して場所の位置決めをしていきます。念のため型紙を自作して穴を開けていきました。
仮合わせ、削りを繰り返してようやく形になりました。バンパーのクリアハゲは見ないことにしてください笑
装着を思い描いてから1年半以上経ちましたがようやく取り付けることができてとても満足です。純正部品といえど後付け感満載のなかなかクセの強い装備ですがわかる人にだけわかればいいと思っています笑