インプレッサ WRX STIのCloud-Nineさんが投稿したカスタム事例
2018年04月08日 00時00分
生駒山。
純正羽根に10センチ程のゲタを噛ませてます。ボルテックスの中の人に仕事の合間で個人的に作ってもらいました。ドライカーボン製です。普通に頼むとこれだけで三万円は軽く超えるそうな・・・。板二枚なんだけどな(笑)
羽根は下げれば低速で1番効き、上げていくほど高速向けになります。100キロを超えるなら屋根と同じ高さが理想と言われています。町乗り市販車で屋根高ウィングは現実的ではないので、私は純正品のルーフベーンで風の流れを変えて全域でダウンフォースを稼いでいます。ちなみにゲタ羽根+ルーフベーンだと体感で時速170キロが最大ダウンフォースを発生しています。
ルーフベーン。空力パーツですが、実は剛性パーツでもあります。最初から付いてるアプライドF・Gの人はわざわざ外して見ないでしょうし、他のアプライドの人が後付けすることもあまりないので、結果知られない。
ウィング部分とステーは14ミリのボルトでガッチリ結合され、これを別のボルトでCピラーに直接打ち込む取り付けなので、超強固なCピラーバーみたいな感じです。ボディ剛性が格段に向上するのが分かります。特にGDBはボディ剛性弱いからね。スポット溶接も打点が少ない(少な過ぎ)
余談ですが、S204純正羽根は最大30キロのダウンフォースがかかるそうです。今でこそダウンフォースのかかる純正羽根は各メーカーの車ラインナップに存在しますが、昔はほとんど無かったのです。
蛇足ですが、ダウンフォースを目一杯発生させるなら、フロントもしないと効きが甘いです。例えば、普通の車にGTウィングを付ける。付けてもあんま体感出来ないでしょ?なんか効いてる気がする…。ってレベル。これをちゃんとフロントも合わせて(というかフロントを目一杯やってから)リアを付けると抜群にマイナスリフトを体感出来ます。TRDのエアロとかバッチリ効きますから。