ロードスターのRAYS VolkRacing TE37V・直履き・キャリパーサポート加工・ホイール干渉・ホイールスペーサーに関するカスタム事例
2023年10月06日 19時18分
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NDロードスターにTE37Vを履かせる際の問題について。
前後スペーサーとアライメント調整だけで、無理なく簡単に干渉は回避できるのですが、直履きが理想。
セッティングする際にも、必要に応じてスペーサーの有無を選択出来るメリットもあります。
納車直後から加工も検討はしていたのですが、いざ削るのは勇気が必要なのでずっと保留のままでした。。。
とりあえず、干渉部分のチェックから。
フォロワーの、うっかり王子さんの話を聞いて、ようやく重い腰を上げました(笑)
ちなみに、リアは5mmスペーサーで干渉回避。
3mmスペーサー装着時でソフトタッチ。
スペーサーなしだとホイールがハブに密着しないので、ナットの締め付けは不可能。
フロントについては、3mmスペーサーで十分干渉回避でき、スペーサーなしではソフトタッチなので、ナットの増し締めまでしてもホイールは回るレベル。
前後共に、干渉しなくなる程度であれば大して削らなくても大丈夫そうですが、熱膨張なども考慮すると最低でも2mm以上はクリアランスが欲しいので、少なく見積もっても3mmくらいは削る事になりそうですね。
念のために保安基準も調べましたが、摺動部の損傷(加工含む)はNGである事や、制動力についての記載はあるものの、加工や切削について指摘の入りそうな記述は見られないので、削って良いとは言えないながらも、法的にはセーフと解釈出来そうな気がしなくもない。
実際に、民間の指定工場がキャリパーをガッツリ削ってるネタを堂々とブログで公開していたりするので、案外問題ないのかな?と(笑)
つー事で、干渉位置とホイール裏の寸法を測って計算し、予備のキャリパーを加工してみた。
削って塗装するまでの時間は4つ全部で30分程度と大した作業ではないものの、やはりブレーキ周りの部品を削ると言う作業はドキドキする(笑)
加工したキャリパーサポートと入れ替えて直履きしてみる。
回避させていたスペーサーの厚みを基準に計算した切削量なので、シクネスゲージで実測したクリアランスはスペーサー装着時とほぼ同じ2.7mm
フロントはちょっと写真では見難いですが、こちらのクリアランスもスペーサー装着時とほぼ同じ2.4mmとなりました。
確かめなくても当たるわけがない!
とは言え、確認も含め耐熱塗装の焼入れは必要なのでちょっとワインディングをドライブ。
外観上は、スペーサーの有無で大差はない(笑)