ミディアムクラス ワゴンのフランケンシュタインに関するカスタム事例
2023年06月12日 21時42分
極上のツールボックスみたいな銀玉4号車。
W124 300TEが仲間入りしました。
30年ほど前から工房で何台も何台もレーシングカーを作ってきたMさんは90年代からこのワゴンで毎週末とトレーラーを引っ張りサーキットに。
オッチャンは几帳面な人でどのクルマも整備を怠らず車を壊すことなく楽しむ名人。
今回そんなMさん溺愛のワゴンを引き継ぐ事に。
お前が乗るなら言う事ない!と嬉しい返事。
そんなこんなでワゴンをお迎えの図。
Mさんは開口一番、いつ連絡してくるのか待っとったんや〜とニコニコ。
そんな事はお構いなく問答無用でサードシートに滑り込むチビクジラw
エンジンとミッションはOH済みでブレーキと燃料関係も交換したばかり、年内にEG&TMマウントとコンパニオンプレートを交換する事。
なんて説明を受けつつぐるりと車を見回し運転席に座ると、オドメーターはなんと480907km!
フランケンシュタインと命名しました。
いくら永久機関と名高いW124と言っても、
実用し製造から30年を超えてこのコンディションを維持し続けてきた愛情にもただただ感服。
これも積んで帰れよ〜!とMさんの足元には大量すぎるパーツとオイルの山。
その他に純正ホイールが8本にスタッドレス4本に予備のマフラー。
オッチャン、大好きすぎるやろ🤣
乗ってきたワゴンに保守部品を詰め込みつつ。
食事しながら根掘り葉掘りと新米は質問。
キーを受け取りイグニッションを捻れば、30年と手塩にかけられたワゴンは完調そのもの。
美しい室内と右側ウインカーレバーが素敵。
バブル真っ只中のヤナセは日本仕様のRHDをベンツにオーダーしてたんですね。
サードシートもこの通り。
使えるとかどうとかよりワクワク感が良い笑
そんな感じで、大量の保守部品と共に次の整備箇所の指示を受け新しい主人になりました。
大きな故障も事故も無く走り続けた33ナンバー
工場から出てきた姿のままに愛され続けたワゴンのボディは傷だらけなるも錆一つ無く、使い込まれた工具箱のように貫禄たっぷり。
ありがとうMさん🙏