レンジローバーの地味な整備に関するカスタム事例
2023年04月01日 21時39分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
地味〜な整備。
①タイヤのローテーション
ジオランダーMTは回転方向が指定されているので前後の入れ替えのみ実施。
②ブレーキパッド周りの清掃とパッドグリス塗布
タイヤを外したついでにブレーキパッド外してパッドが接しているところを清掃しておきました。
対向ピストンだとパッドを外すのはピン2本外すだけなので楽ちん。
いつもは手が入らないところを綺麗に。
パッドの残量は十分にあったので、付いていた物にパッドグリスを塗って再使用😅
③ヒューズ全交換
私が乗り始めてから26年間ヒューズは交換してなかった(もしかしたら新車時から36年間かも)ので、全てのヒューズを交換しました。
使用したのは安心のMADE IN JAPAN笑
取り外したヒューズ。
26年以上お疲れ様。
④デスビキャップの端子清掃
酸化物が少し堆積していたので、マイナスドライバーでコリコリ落としました。
このデスビキャップは2015年から使っている社外品(約1,000円)
ローターも同じく2015年から使っている社外品(約400円🤣)
まだ問題なく使えてます。
⑤SST(スペシャルサービスツール)の製作
パワステポンプのVベルトを交換する時にパワステポンプブラケットの奥側のナットを緩める必要があるのですが、クリアランスがなくて普通のレンチだとデスビを抜かないと緩めることができません。
今回はベルトは交換しませんがデスビキャップを外したついでに、このナットをデスビ外さずに緩めることが出来る工具を製作してみました。
大したことはやってなくて、ストレートメガネレンチをグラインダーで薄く削るだけです😅
上が削る前、下が削ったモノ。
素材はアストロプロダクツで購入した12-14のストレートメガネレンチです。
たぶんストレート型でないとデスビに当たって振り幅が取れないと思われます。
また、ナットのサイズは9/16インチなのですが、私が調べた限り9/16のストレートメガネは極めて入手性が悪かったので、ちょっとキツイですが14mmでいきます。
矢印の14mmのところは既に加工済みです。
約5mmの厚さになるまで削りました。
薄く加工すると、この隙間から入るようになります。
このようにデスビ抜かずにパワステポンプの奥のナットを緩めることができます。
(14mmでも9/16インチのナットにかかりました)
なお、私のはデスビ横のイグナイターは避暑地へ移設してますが、もしかしたらイグナイターがあるとその位置によっては干渉するかもしれないので、その場合は少しデスビを回転させる必要はあるかもしれません。
ちなみに私はまだベルト交換の予定はありません、笑。