オデッセイの新ササニシキ米太郎さんが投稿したカスタム事例
2024年04月07日 00時08分
前回の日記の続き
釣り場は丹波国際マス釣り場
昔、何回か来たことあるが、値段やら営業時間を忘れてしまうのでネットで確認して向かった
写真はネット画像である
入場料3300円
竿のレンタルや餌は別としてこの価格
なかなかのセレブレーションフィッシング
で、到着して受け付けしたら
入場料3600円
上がってますやん
餌のイクラ600円
上がってますやん
ただ、釣りのプロである吾輩はイクラではなく必ずぶどう虫をチョイスする。
ぶどう虫の方が食いつき良いからである
ぶどう虫ってなぁ~に??
聞かない方が身のためですぅ♡
思春期の息子が言う
釣りなんて簡単っしょ
おいおい息子よ、釣りを舐めてはいけない
これだからトーシロウは困ったもんだ
清流という自然を相手に釣るのは難しいものである
釣り堀のきんぎょ釣りとは訳が違うのであるぞぇ、息子よ
こんなことわざがあるの知っているかい??
桃栗三年柿八年
鰻屋で言うなら、串うち3年焼き10年
吾輩で言うなら
チン皮被って小3チン皮剥けて中1
それほど難しいという事
分かったかね?
ぶどう虫も触れない、魚も触れないのによく言ったもんだわ
そんなフィッシング界の魯山人が餌を付けてあげる
まっ、直ぐに釣れるもんじゃないから気長にやりなさい
フィッ~~~シュッ!!
釣り糸垂らして10秒で合わせる息子
Σ( Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
速攻で一匹GETである
ま、まぁービギナーズラップで良くあることよ
動揺でビギナーズラックを言い間違い
たまたまは怖いものである
思春期の息子の顔が一変、自信に満ち溢れた顔をしている
まぁー、よかよか
ここからが本番よ、自然をなめちゃいけなっっ
フィッ、フィッ、フィ~~シュッ!!
また入れて直ぐに釣りあげる思春期の息子
な、な、なぜだぁぁぁ!!
何故そんな簡単に釣り上げるのだ
ま、まぁー良かろう、まぐれ当りでラッキーだったな息子よ
吾輩が本当の釣りといものを魅せてあげよう
サイズでものを言わせてやる
息子が見てない隙に、針にぶどう虫を2匹かける
ペテン師
これでデカイ魚がヒットするはず
数時間後
フィッフィッフィッ、フィ~シュッ!!
浮きが一気に沈む強烈な当り
この引きはなんなんだ
ニジマスなんて引きではない
真鯛か、いや、ブリか
いやいや、カジキマグロかぁー!!
あまりにも竿が曲がるもんで、周りの釣り人の注目の的になってしまう渓流界の魯山人
息子よ、これが釣りである
大物を釣ってこそ、人も大物になるのだ
ただの枝
正真正銘のただの枝
周りのギャラリーは苦笑いで立ち去る
き、気まずい空気が流れ
ち、地球という大きなもの釣っちった
と言うも
シーーーーンッとした空気の中に小鳥のさえずりが鳴き響
寒さでなのか恥ずかしいのか終始赤面
帰り道2時間、息子と会話は一度も無かったのであった
19匹釣り上げた
のち
14匹息子
5匹吾輩
これが実力である