レンジローバーのレンジローバー・エアサス交換・ベローズ・クラシックレンジローバーに関するカスタム事例
2022年06月05日 22時26分
藤沢の南部に住んでます。レンジは、常に問題を抱えている悩ましいやつです。。年間3000キロも走ってない、趣味車兼サブ車になってます。 整備記録ばかりの投稿ですが、よろしくお願いします。
絶滅危惧種になりつつある、クラシックのエアサス。レンジはバネサスの方が相性良いとは思いながら、天邪鬼な性格のため粘ってます。
しかしながら定期的な交換が必要で、左前のベローズの痛みが気になってました。(他は以前交換済み)
純正上下金具付きベローズは既に供給中止なのですが、今回純正のダンロップベローズのみを手に入れて交換してみます。(※社外品とは適合しないので、事前にエアサスが純正かどうか要確認)
ちなみに、社外品金具付ベローズは1本2〜3万で、今回のダンロップベローズは海外ebayで1本8000円くらい。
ネットにもほとんど情報が無かったので、備忘録も兼ねて少し丁寧に報告します!
まず、エアサスをアスセスモードまで下げる。
マニュアルには、エアサス圧力を完全に抜けとあるが、一応大丈夫でした。
バッテリーを切って、アスクル部をジャッキアップ(後で少し下げるので、菱形ジャッキを利用)してホイールを外して、シャシー部をスタンドで固定。
この後エアホースを抜きますが、少し大きめの音がするので注意!
少しジャッキを下げて、エアサス固定のクリップを外す。(ダンパー外したりバネ長を稼いだりする必要はありませんでした。)
摘出完了。
ここまでは、意外とすんなり出来ました。
ベローズ取り外し後。(マニュアルには、分解しないようにと記載有り)
車で踏んで外すという話も聞いていたので、苦労覚悟してましたが、足とタイヤ外しレバーで外せました。
気が付いていたとはいえ、ベローズの巻き込み部分はかなりボロボロでした。
よくエア漏れしてなかったな。。
左の新品と比べてみると随分変形してて、型番間違えたかと思いましたが、大丈夫でした。
でもそう思うくらい金具にはめるのは大変でした。。
ビートワックスをしっかり塗り込んで、下の金具を取り付けて、ベローズの巻き込み処理して、最後に上の金具を取り付けました。車体取り付け箇所に合わせて金具の位置も調整しながらはめ込みます。工具を使うとベローズを痛めるかもしれないので、全て手でやりました。。
車体に戻して、この後ジャッキを下ろす前にエアーを注入します。
その後ホイールをつけて、ジャッキを外して完成。
手探りでの交換だったので3時間近くかかりましたが、慣れれば1時間ちょっとで出来そうです。
社外品より安上がりですし、純正の信頼性もあります(ベローズの品質は下がっているように感じましたが。。)。
しばらくエアサスのまま、頑張ります。