フェアレディZのShinさんが投稿したカスタム事例
2022年01月12日 10時43分
20代⇒Z31 30代⇒S130Z 40代⇒JZX100マークⅡ そして50代... Z32にてZ乗り帰り咲きしました。 2022年/10月 新たにZ33を迎える事になりました。 今後はメンテ中心になると思いますが、末長くこのZ達と付き合って行きたいと思ってます。 Z32.Z33乗りのオーナーの方々、 Z33には未だ余り詳しく無いので、色々教えて戴きたく思います。
エンジンの点検
このエンジンがもしノーマルだったら、暇に任せてOHしてみるのも楽しそうだ。
そんな事も考えて居たが、チューニングされたエンジンだと判った今はそれを考えるのは辞めた。
ノーマルエンジンなら整備書を手に入れてコツコツと弄れる。それに僕には日産メカニック出身の凄腕主治医がついてる。もし、解らない事があってもその都度アドバイスを貰える有り難い立場にある。
だがこのエンジンをバラして組むとなると…
それは考えるまでも無く無謀な行為。バラした結果まともには組めずチューニングショップに預けて延々と仕上がりを待つ事になるのは火を見るより明らかだ。
このエンジンが明らかに壊れてる個体だと判るまではそんな事はしたくない。
そんな訳で引き続きエンジンのお掃除程度のチェックを施す事にする。
気になった箇所からバラしてみた。
エンジン後方のウォーターパイプ。
バルクヘッド側からヒーターに入るホースです。
パイプの縁が錆びてる事が気になった。
エクステされてる箇所を外してみると…
『何じゃこりゃ〜❗️』(松田優作風に)
パイプは得体の知れないゴミで完全に詰まってました💦
恐る恐るピンセットでコリコリして摘み上げてみた。う〜ん、何だろこれ?指で押してみると案外あっさりポロポロと崩れました。『気持ち悪っ‼️』
主治医にコレの正体を訪ねてみると、これはラジエター漏れ留めの残骸だと教えてくれました。
多分、他のウォーターライン内もウオポン内も多少なりとも漏れ留め剤が残ってると思います。との事でした。
ひえぇ💦皆さん気を付けて下さい!
ラジエター漏れ留め剤を入れるとエンジンのパイプ内はこんな事になります💦💦💦
次にパイプ本体を見てみると、此方は錆でボロボロになってます。
ウゲェ💦
💦リューターで錆を落としてみたけど、コレは駄目ですね。配管は薄くなってしまいとても再利用は出来ない。
もしこのスペアエンジンを載せる時が来たら、現在載ってるエンジンのパイプと換装する事も考えましたが、もし今のエンジンのパイプもこんなんだったら?と思うと潔く新品買った方が良さそうです。
他のウォーターラインパイプも少なからず錆が発生してました。錆び取り剤を注入した後に水で流しエアで飛ばします。
次にサーモスタットを外してみます。
あぁ〜…主治医の言った通り、凝固した錆止め剤があちこちとサーモスタット周辺のブロック内にこびり付いてる。
慌ててエンジン内の他のウォーターラインもエアを流して目視点検してみましたが、他の箇所は詰まり無く綺麗な状態でほっとしました。
さて、次のチェック箇所は。
続く