インプレッサ WRX STIのオザミさんが投稿したカスタム事例
2019年06月27日 21時39分
車のブログ、パーツレビュー、整備手帳の各内容については、みんカラの方をご参照ください。 https://minkara.carview.co.jp/userid/1849214/profile/ サーキット走行時の車載動画はYoutubeにて。 https://www.youtube.com/channel/UCwaK7j30jpaINMlkaxeeiPA/videos
CUSCO製のフロント・ロワアーム用ピロブッシュのレビューになります。
導入してから約半年が経過、阿讃とタカタを数回ずつは走ってみましたので、ぼちぼちと思うところを書いてみたいと思います。
◆CUSCO フロント・ロワアームの前部ブッシュ品番 : 692 464 BV
◆CUSCO フロント・ロワアームの後部ブッシュ品番 : 693 464 CV(※)
(※)GRBのアプライドA/B用は692 464 CVで別品。
尚、イケヤフォーミュラ製のロールセンターアジャスター及びタイロッドエンドと同時に換装を行っています。
また、エンジンとミッションの各マウントをCUSCO製の強化品に換装もしています(地味に影響が大きいと思います)。
CUSCO製のステアリングラック補強ステーも導入していますし、マルシェの筋金くんも導入していますが、共にステアフィールには影響が大きいと思われます。
以上の各パーツのことを考えてしまうと何も言えなくなってしまうんですが…。
同時に換装したのはイケヤフォーミュラの2パーツだけですので、それ以外のパーツについては既に換装・導入済みとして、そこからの変化についてレビューすることになります。
先ず結論から言いますと、自分のGVBはステアフィールが激変しました(良くなりました)。
もっと早くに換装しておくべきだった… と、大真面目に後悔したりも。。。
さて、フロント・ロワアームは前後2箇所で車体と取り合うわけですけど、重要なのが後部ブッシュと思います。
この純正ブッシュは、いわゆるゴムピロなんですね。
ピロをスグリ入りのゴムで保持する構造なわけです。
そのゴム自体がかなり劣化してきたこともあって、どうせなら… ってことで(ちゃんとした)ピロブッシュに換装することにしたわけです。
換装後の変化としては大きく次の2点です。
先ずは予想外の嬉しい変化として、ブレーキング時のジャダーが皆無になりました。
自分のGVBはブレーキングジャダーと長~いお付き合いをしてきていたんです。
ハブにもタイロッドにもガタは皆無な中、アライメントをしっかり取っても大きなブレーキングジャダーが出ることが多かったんですね。
ブレーキの熱入れ・アタリ付が悪いのかと真剣に悩んだこともありました。
ガツンとブレーキを入れても、緩めに制動をかけても、とにかくジャダーが出まくりでしたので。
自分の走行動画を見てくださった方から、「ABSをきかせながらターンインしています?」と尋ねられたこともあるんですが、そんな勘違いをされてしまう程のジャダーでした(笑)
もう『こんなもの…』と諦めていたんですけど、ブッシュ換装後、嘘みたいにジャダーがピタっと止まりました。
予想になってしまいますが、(ヘタった)純正ブッシュは動きまくりで、制動時の微妙なブレを増幅してしまっていたんだと思います。
(同時に換装したタイロッドエンドもピロ化されていますので、その影響も大きいと思います)
次なる変化は、何と言いますか、ブレーキング~ターンインのステアフィールに切れ目が無くなりました。
ピロ換装前は、フロントのグリップを感じながらステアを入れていくと、手応え(グリップ感)が抜けるポイントと言いますか、フィーリングがボケるタイミングがあったんですね。
ピロ換装後、ステアの切り始めからCP付近で大きくステアを入れるまでの間、そういった切れ目が無くなってくれました。
簡単には、ステアを入れていく中でのアライメント変化が少なくなった… そういう話なんだと思います。
(こちらについても、同時にタイロッドエンドの影響が大きいと思います)
書いてしまうと当たり前の話なんですが、ジャダーが無くなったこと、そして、ターンインでのステフィールに切れ目が無くなったことで、ステアを入れていくべき量とタイミングが非常に掴み易くなってくれました。
実際、以前よりもアシの動きが本当によく分かるようになりました。
純正ブッシュのヘタり具合にもよると思いますし、ピロ化したタイロッドエンドと合わせた話になってしまうんですが、自分の場合は換装による効果は絶大で、超絶気持ち良いステアフィールを得ることができました。
その評価は抜群の☆5つです。