レンジローバーのスペアエンジン・腰下の分解に関するカスタム事例
2023年08月21日 20時10分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
夏休みの後半戦、長野から持ち帰った3.5Lのスペアエンジンの分解作業を行いました。
現地で腰上は分解して、この状態で自宅まで運搬。
近くのジムニー仲間3名+私でレンジの荷台から人力で降ろしました。
重量を測ると約70kg弱。
これから一人で持ち運べるように腰下をバラしていきます。
バラしやすいように上下逆にして置きました。
ウォーターポンプを外します。
水路にサビや異物がなく状態は良さそう。
オイルパンを外しました。
ストレーナーにも異物はほとんど無し。
オイルフィルターの固定部分を外しました。
オイルポンプが見えるようになります。
オイルポンプの動きです。
初めて見ました。
タイミングチェーンを覆っているフロントカバーを外しました。
タイミングチェーンのたるみってどのくらいが正常なのか??
外しました。
カムシャフトも外しました。
傷も摩耗もなく、状態は良さげ。
次にコンロッドのビッグエンドのナット外し。
1/2インチの12角ソケットが必要でした。
インチソケットは6角のみで12角は持っていなかったので、Amazonで発注。
メタルも綺麗でした。
ピストンが外れました!
8気筒分全て外れました。
残るはクランクシャフトのみ。
ベアリングキャップのボルトがめちゃくちゃ硬く締まっていて、エアーインパクトでも緩まない。
パイプ延長のスピンナーハンドルで何とか緩みました😆
クランクリアシール部のベアリングキャップ。
クランクシャフトのメタルも傷などなく綺麗でした。
クランクシャフト
取ったどー。
ドンガラになったV8ブロック。
ひっくり返して、油圧タペットがまだ載ってますが、ブロック単体の重さは約28kg。
何とか一人で運搬できました。
シリンダー内壁にはクロスハッチも残っていて、走行距離はあまり多くないのかもしれませんね。
これらはスペアパーツとして保管しておき、今稼働しているエンジンが壊れた時の補修部品とします。
生まれて初めてローバーV8の腰下を分解して楽しんだ、夏休み後半戦でした。
※通りに面した自宅駐車場で作業していたのですが、さすがにエンジンバラしていると通行人から声掛けられますね‼️😆