スカイラインのメーター LEDに関するカスタム事例
2017年09月29日 17時57分
TRIP液晶がごく稀に消灯するというちょっと珍しい現象が納車当時からあったので、周辺の球ごとLEDへ交換しました。
メーター配線を外す都合上TRIPメーターがリセットされるので燃費計算してる方は先にメモしておきましょう。
消灯時はこんな感じです。
クルマのことを何も知らない当時は少し焦りましたが、よくよく考えるとなんてことない球切れですよね…
まずはコラムカバーを外します
下半分のほうに上向きで4本ネジ止めされてますが、今回は上のカバーを外しさえすれば事足りるので手前2本奥1本だけ外し、中間1本のみ残した状態にします。
その後、ウィンカーレバーの穴から2つに割るようにして上だけ外します。
こんな時ハンドルが取れてると便利ですね。
ここからメーター周辺を外していきますが、傷が付くと目立つ場所には精神衛生上養生テープを貼っておきましょう。
上2つのネジを外します。
KTC貫通ドライバーの一番小さいのがギリギリ入るスペースなので、厳しければ残した下半分のコラムカバーも外してしまいましょう。
上2つのネジ穴に人差し指を入れて手前に軽く引きます。
この後ここについている内気温センサーを取り外すので無理に引っ張らないようにしましょう。
左下に内気温センサーのホースとカプラーがあります。
カプラーは写真側にツメで止まっているのでツメを押しながら抜いてください。
ホースも抜きます。鍵盤ハーモニカのホースみたいになっているので内側に落ちないように引っ張り出して横に固定しておきましょう。
内気温センサーのサーミスタがホコリまみれだと内気温の感知が狂ってエアコンの効きがおかしくなってくるので、ついで作業にエアフロクリーナー等で洗浄すると良いかもしれません。
メーターを外します。
下2本上1本でとまってます。
引き抜きの際キズをつけないためにタオルを敷くといいです。
ここまで抜けます。
このままでも交換はできますが、ツマミをメーター奥へ落っことしてしまうと後で面倒なので今回は動作チェック前だけ外します。
カプラーは少し硬いので表にキズをつけないようにゆっくりはずしていきましょう。
あとはメーター裏から交換したい部分のツマミを回して球を交換しましょう。
極性ありのLEDの場合、基盤にプラスがどちらか記載されていない為に1回動作チェックの必要があります。
球を交換したらそのままカプラーを繋ぎ直してイグニッションオンにし、つかない場所を探します。
その後つかなかった場所のツマミを外して180度回転させた後に再度付け直します。
今回はウィンカー右と両端バックランプが間違えていたようです。
LED自体を外して付け直さない理由としましては取り外している際にこんがらがってまた間違えてしまう可能性があることと、ツマミへの負荷があります。
純正のランプは普通の電球のため熱が入ってツマミが脆くなっているので、負荷をかけないこの手法でいきました。
参考程度に頻繁に点灯するバックランプのツマミはこんなに焼けていました。
あとは逆再生のように元に戻すだけです。
コラムカバーは柔らかめの素材なのであまりキツくネジを締めないようにしましょう。
ちょっと青が強くてヤンチャすぎる印象もありますが、ひとまずはこれでしばらく使ってみたいと思います。
材料費も安くて一目でわかる改造な上、ドライバー1本あればどなたでもできる作業かと思いますので初めてのDIYにもいかがでしょうか?