フィットのエンジンチェックランプ点灯・P0420・診断機・O2センサーアダプタ・DIYに関するカスタム事例
2024年05月16日 08時49分
はじめまして。トシと申します。車歴は、以下の通りです。 三菱 ランサー1800GSR -> ランエボV -> 日産 キューブ -> ホンダ フィットハイブリッドRS(GP4) 【CVT -> 6MT/セミAT】 趣味は、DIYを含むカスタムやモータースポーツ、ドライブです。気軽なコメント&フォロー、大歓迎です。と言いつつ、自身も無言フォローで失礼させて頂くと思いますが、宜しくお願いします。
CTの皆さん、こんにちは。
今回は、エンジンチェックランプ点灯に伴うメンテナンス対応です。年式も重ねて、走行距離も伸びてきているので、各種センサー類を中心にチラホラと交換・修理が必要な箇所も出始めてきています。
早速ですがOBDコネクターに『マイ診断機』を接続して、エラーコードを読取ります。すると今回は「P0420」で、意味としては『触媒劣化』を示しています。
とは言え、排ガスは車検を難なくクリアできるレベルでクリーンである事を確認済みなので、早合点して非常に高額な触媒を交換するのはお金の無駄遣いです。次に可能性が高いのはO2センサー故障ですが、その対策前に今回はワンクッション挟もうと思います。
暫定対処として導入するモノはこちらで、ミニ触媒付きO2センサーアダプタ(90度タイプ)です。
複数ある接合部はネジ切りされており、緩めればパーツごとにバラバラにすることができます。先端の複数穴が空いている部分がミニ触媒が収まっているカバーです。
本アダプタを設置すると、純正のセンサー取り付け角度に対して直角(90度)の位置関係になります。
分解して先端のカバーを外すと、ミニ触媒が設置されています。ただ、本体との間に微妙な隙間があって、耳元で揺すると「カタカタ」と気になる音がします。
そのまま設置すると、車両の振動に合わせて騒音問題が発生したり、運が悪いとミニ触媒が本体から飛び出してしまう不具合があるようです。
その対策の為、ミニ触媒の周りを囲むように手持ちのアルミ板を巻き付け、ガタが発生しない様に固定しました。また、口コミに触媒のカバーが脱落するトラブル事例の報告もあったので、ペンチでカシメ気味に増締めしておきました。
アダプタ設置のためには、第二触媒側のO2センサーを一旦取り外す必要があります。
省力化のため周辺パーツを取り外さず作業したので、第1触媒より作業スペースのクリアランスが低くなります。ショートヘッドタイプの専用工具を使って難なく取り外すことが出来ました。
買ったときはあまり必要性を認識できておらず、通常ロングタイプの「オマケ程度」に考えて居ましたが、今になって有り難みを実感できました。
驚くほどでもありませんが、センサーヘッドに汚れがあるので、ついでに気持ち少し掃除しておきました。
アダプタをかましてから、逆順でO2センサーを設置し直しました。作業後に無事チェックランプが消灯し、診断コードもクリアされました。
しばらくテスト走行して症状の再発はないので、当分の間はセンサー交換まではせずとも問題無さそうです。