タカさんが投稿したミッションオーバーホール・71C・L型エンジンに関するカスタム事例

ミッション本体のバラしをします。
メインシャフトのボルトを確認します。
71Ｂ前期（5Ｆサーボシンクロ）は、正ネジ
71Ｂ後期（5Ｆワーナーシンクロ）71Cは、逆ネジ
です。
メインシャフトのネジ山をよ〜く確認して下さい。

カウンターシャフトのボルトも確認
こちらは、正ネジです。
71Ｂは、ボールベアリング
71Ｃは、ニードルベアリングになってます。
71Ｂに、ニードルベアリング使うとカウンターシャフトの破損防止になります。

ボルトに、回止してあるので削りをとします。
結構思いっきり削ります。
半端に削ると、上手く回止を起こせずメタルシャフトのネジ山を傷つけます。

カウンターシャフトの回止を削ります。

削って薄くしてからポンチを削った物で起こしきります。
よく回止を起こしてボルトの再利用する人が居ますが、緩んだら大変な事になるので必ず新品にしましょう。

1Ｆとバックにダブル噛みしてミッションの回止にします。

メインシャフトのボルトを緩めます
71Cなので、右回しです。

ロックしてる間にカウンターシャフトのボルトも緩めます。
ここは、左回しです。

メインシャフトのボルトを外してワッシャーとノックピンを取ります

5ＦバックのシフトホークのEピンを外します。

5Ｆカウンターギャをベアリングと一緒にプーラーで抜きます。

ボルト、ベアリング、5Ｆ、バックギャ、ワッシャーを外した順に並べます

バックのアイドルギャも外します。
スナップリングを外します

外した順に並べます

シフトホークのガイドを外します。
71Cはこのガイドが、シフトフィーリングを良くして5Ｆバックが傷みにくくなります。

5Ｆギャを外して、シフトカップまで外します。
71Ｂ前期は、バックまで取れるのですが71Ｂ後期と71Cは、シフトカップの内側のスリーブが圧入になってます。
プレスでシフトと一緒に抜きます