スイフトスポーツのLSD・ZC33Sに関するカスタム事例

LSDの考察⑦

街乗りLSD選定のポイントの一つ耐久性について

レースしている方は耐久性気にしないかもしれませんね、耐久性より性能重視。
どのみちオーバーホールするし、仕様変更するときにメンテするから気にしなくて済む。
でも、街乗りはそうはいかない。
ヘタすりゃ2度とミッションなんて降ろさないかもしれない。
だから壊れないLSDが理想と考えました。

私が一番気になるのがアウターの傷。

これが酷くなるとプレートがスムーズに動かなくなって、ロックするタイミングが変わるようです。
いきなりガツンと効いちゃうとか…

だったらアウターを削れないようにすれば良いのです。
といっても、プレートとアウターとインナーは繋がって仕事しているので、ひっかからないといけない。
この傷はどうしようもない。

しかし、OS技研さんとSWKさんは考えました。
OSはアウターを鍛造製作、しかも焼き入れしてるみたいです。
SWKさんは引っ掛けるところをピンにしてます。
おそらくピンは焼き入れしてある硬い物だと想定されます。
どちらもオーバーホール不用とアナウンス。
実際、OS技研さんはオーバーホールキット販売していたけど辞めたそうです。売れないから…

対してメジャーメーカーのクスコさん。
アウターの材質はクロムモリブデン鋼とアナウンス。
しかし、鋳物か鍛造かは不明です。
オーバーホールキット販売中。

結論遅くなりましたが
サーキット走行メインでセッティングこだわりある人はクスコさんがBEST。
街乗りメインでオイル交換1万キロまで引っ張りたい人はSWKさんかOSさん。

ちなみに、SWKさんの LSD
わたしの予測では「イケヤフォーミュラー製」
だと思います。（個人的にはほぼ間違い無し）
ロータスエリーゼ用で有名みたいです。
開発者も申し分無し。
元大手LSDメーカーの技術者で、この大手メーカーはトヨタやニスモ用を開発している所。
イケヤの LSD欲しくても、適合する車種が少ない！
そんな中でZC33S用があるのは奇跡かもしれません。
SWKさんに感謝ですね。