タカさんが投稿したL型エンジン・3.0L・オーバーホール・30z・洗浄は大事に関するカスタム事例
2022年08月06日 12時32分
L型プライベーター⁉️ SuginoWorks 旧車全般 キャブレター全般 ミッション、デフ回り等楽しく安くタダ働きしてます。 当方完全なショップではありません⁉️ あくまで「遊び」の延長です^_^
またまた別の待たせた3.0L
フル中古部品で組み付け依頼です。
とりあえず洗浄の為メクラを抜きます。
抜いたメクラ
裏側は、サビでボロボロ
コレでは直ぐ穴が開いてしまいそうです
某板金屋さんで、「替えろ」と言ったのに替えずにブロック塗ってしまいエンジン積んでかけたらピュ〜
しかもエンジン裏のメクラ⁉️
また降ろして替えました。
コストダウンのつもりでしょうが、余計な手間です。
お客さんに請求してました。
ウチは、強制で替えます
穴の表面をきれいにフラップかけます
穴が大きくなりそうですが、サビサビではバンドが付きません
あまり緩い時は、社外のメクラに交換します。
室内に移動して洗浄の準備します
ネジ穴にタップを建てます
フロントカバー、7番キャップを取り付けてオイルストーンを掛けます
シリンダーの上面のバリ取りが、やってません
良くピストンが入ったと思います。
仮に入っても、ピストンはガリガリ最悪はリングが折れます。
昔は亀ちゃん加工は、ザックリ面取りして圧縮が下がるのではと思うほど削ってありました。
最近は、やって来ないです。
さっと面取りします。
下側もやってません
こう言うちょっとしたバリ取りは、基本です。
新品ピストンが傷だらけになり最悪はバリカスがはさまり焼き付きなどのトラブルが出ます。
リューターでガリガリ取ります。
人の組んだエンジンなのでよくわかりませんが、コレはダメですね
面取りが終わったら、面出しします
オイルストーンでシャカシャカします
クランクキャップの面もやります
面出ししたら洗浄です。
ブラシで優しく洗います。
ブラシで洗浄した後は、エンジンクリーナーで洗浄油で流します。
高圧でしつこく流します。
最後はエアーブローで飛ばします。
綺麗になったら
1番キャップに問題?アリです。
ストーンを掛けたのに当たりが悪いです。
シリンダーの歪みかも知れません
直すには、ラインボーリングしなくては治りません
測って見なければ分かりませんが、、、
まだあります。
オイルリリーフバルブの穴に刻みが入ってます。
リリーフバルブを抜く時に切ってしまったみたいです
勿論ウチでは有りません
こんなキズ付けなくても取れるのに、、、
素人さんが、やったエンジンですね⁉️
最近は、耳年増が多いです。
こうやった方が良い、あれやれば良いと情報ばかりで間違った事もたくさんあります。
気をつけましょう
1回目の洗浄で、これだけの汚れが出ました
オイルフィルターのアダプター?曲がってます^_^
1回目のお風呂が終わりました。