BGFKさんが投稿したリモートゲインコントロールに関するカスタム事例
2025年01月02日 19時35分
オーディオメインです♪スペックじゃなくて音を語ろう♪音じゃなくて音楽を語ろう♪語るのでなく音楽を感じよう♪
KICKERのKX1200.1というサブウーハー専用アンプの回路図を見てたら発見があったのでメモ
リモートゲインコントロールについて
なんべんも同じことをいうけど、ゲインというのは厳密正確な言い方とは思わない
ゲインが固定されているメイン回路への入力レベル調整なのだ
しかし天下のKICKER様がZRアンプでGAINという文字をアンプに刻んだために世の中全てゲインという言い方になってしまった
カーオーディオの世界では
そりゃ入力を大きくすれば出力も大きくなるのでゲインが大きくなるって言えなくもないけど、ものすごく広義な言い方になる
そこから「ゲイン調整」という言葉が出て来てますます意味がおかしくなってる
この回路図でもRemote Gainってあるからゲイン調整って意味になってしまうんだけど、
これもゲインというよりやはりメイン回路への入力レベル調整だ
しかし、KICKERは揚げ足をとる議論に対しては、この回路はアンプなんです、増幅してるんです、だからゲインで正しいんです、っていうのかもしれない
「リモートゲインコントロール」の仕組みは全部同じかどうかは分からないけど、
このKICKERの場合は、
リモートの可変抵抗とトランジスタでまず出力電流を可変させて、
それがコントロールアンプのバイアスに入ってきてそこで増幅率を変動させる、
そしてメインの信号はそれに従って変動する、という内容のようで
(完全に正確には説明出来ない)
実質的にアンプをトリガー的に絡ませることによってメインの信号をコントロールするような内容になっている
それでリモート部分では、本体から電源が来ていて、可変抵抗を入れて出力を可変させている
それが信号ラインではなく、後段の動作をコントロールするための電流ということで、電話線程度のケーブルで済ませられる、という話ということが分かった
アナログ手法である
この回路図みると、音質的にはサブウーハーくらいしか使いたくはないなと、、
音質的には「余計な」回路である
しかし、手元でサブウーハーのレベル調整をするには合理性はあるだろうなと、、
あとこのリモートのボリュームを変えたら音が良くなるか?
良くなることはないと思うし
聴いて変わるような変化はない
DSPのボリュームのように、後段のAD変換でプログラムに変換されるものよりも音質変化には影響を与える要素はないとは言えないけれども、サブウーハー帯域では聴いて変化はないと断言する