sonic1962♪さんが投稿したアナログオーディオ・LUXMAN・Technicsに関するカスタム事例
2023年08月29日 23時54分
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⭐︎フォノイコライザー/PHONO EQUALIZER (画14枚)
イコライズ→イコライジング→イコライザー
オーディオにおいて「イコライザー」と聞けばみなさんはまず何が思い浮かびますか?
グラフィックイコライザーやパラメトリックイコライザーなどの機器が思い浮かぶのが大半ではないでしょうか。
これらは音質調整の範疇で任意にいくつか特定の再生周波数を個別に持ち上げたり減衰させたりしながら聴感補整を行うものです。
ですがイコライズの別の意味合いは「等化」でもあります。
カーオーディオには存在しませんが、ホームオーディオには「フォノイコライザー」っていうセクションというか回路(独立機器も存在)があります。
前述したような音質調整道具のイコライザーではなく「等化」のための回路でこれはレコード再生のためになくてはならないものです。
レコード盤はポリ塩化ビニール+ポリ酢酸ビニール製で、その円盤には音溝を刻み込んであります。
ターンテーブルシステムのトーンアーム先端にセットされたカートリッジの針圧かけたダイヤモンド針先(スタイラス)がその音溝をなぞる(トレース)ことでカートリッジ内部では音声電力を発電させます。
その微小な音声電力(0.2〜5mv程度)は後続の機器回路において増幅させます。
ターンテーブルからの出力はプリメインアンプのPHONO入力端子に結線しますが、この端子につなぐことでアンプ内のフォノイコライザー回路を通ることになります。
フォノイコライザーはRIAA特性に基づく回路。
正しくはフォノイコライザーアンプと呼びいくらかの増幅効果はありますが、本質はそこではなく音溝のトリックを排除することが主な目的です。
レコードカッティング製作で音溝を刻む際に、そのまま素直に刻むのでは低域は振幅がデカくなり高域は振幅がきめ細かくなるため、低域の振幅が隣の音溝に干渉しないよう意図的に低域の振幅を抑え高域は振幅を意図的に拡張するといったRIAA特性に基づくカッティングがなされています(プリエンファシス)。
これをそのまま再生したら低域スカスカで中高域が強い音になるでしょう。
要するにフォノイコライザーを通すことで元のレコーディング段階の音に等化復元させるわけです(ディエンファシス)。
レコード盤全盛だったその昔はプリメインアンプにフォノイコライザーが内蔵されてるものが一般的でしたが、最新のアンプには内蔵されないものもあります。
また、ターンテーブルシステム側に簡易なフォノイコライザーを内蔵する機種もなかには存在します。
その他、独立したフォノイコライザー機器も市販には数多く存在します。
前置きはさておき、最近このキットを買いました。
独立したフォノイコライザー単体のキットです(LUXMAN製)
双三極のECC82(12AU7)が出力管(キット付属)
スロバキア🇸🇰のJJ製
ほぼ組み上がり...
モディファイ可能なこのキットの潜在ポテンシャルはスゴいんよ。
前段後段各オペアンプを上級に替えただけでも格上サウンドになるらしい🧐
出力管やカップリングコンデンサー変更、安定化電源導入など..ロマンあふれる😻
取説に指示はなかったがやっとくほうが良いだろうと思い、ホームセンターから線材を入手しカットして金具付けて...
回路基板と筐体とのアース線を増設。
リアパネル
グラウンド端子はバナナプラグ対応ですな😏
手持ちのバナナプラグを有効利用。
上の黒線は2年使ってきたテクニクスターンテーブルの付属純正アース線。
ホームセンターから買ってきた緑線のほうを加工して使います。
一般的なフォノイコライザーってRIAA特性ガチガチの固定なんですが、この機のウリは特性カーブを積極的にイジれること!
通電エージング中☝️
システムに組み込んでの再生レビューはまた今度👋