フェアレディZのオールペン・自家塗装・レストア・旧車・L型に関するカスタム事例
2022年05月04日 13時49分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
コアサポートの仕上げが終わったのでエンジンルームの細かい部分も仕上げていきます。
キャブレターのリンケージのボディ側の支点を加工するので仮合わせをします。
12気筒分のキャブですが残念ながら、いちどに6発分しか使えません笑
街乗り&車検用の45DCOE9と3.2Lに使う予定のの50DCO1です。どちらもmade in Italyっす😁
マニは50のほうがニスモタイプで、45のほうは東名タイプ。似たような形なのですが長さや角度は微妙に違ってます。もちろんリンケージのシャフトの位置も違うので仮組みして位置関係を確認します。
やっぱり50パイは存在感が違うね〜!はやくボディ仕上げてエンジン組みたい😁
で、こちらは45。リンケージの支点はノーマル位置。シャフトの延長線上からズレた位置になっちゃう。
高さのズレも若干あります。
で、こちらがノーマルのボルト穴を片側だけ生かして支点を移動させた位置。シャフトとリンクが1直線になります。
いままでは、この状態で片側をノーマルのM6ボルトでとめて、反対側を鉄板ビスでとめていました。
で、今回エンジンルームの補修塗装の機会に、しっかりとボルトで固定出来るようにします。でも場所がバルクヘッドで裏側にヒーターユニットがあったりで手が入らないのでナット止め出来なくて、ちょっと工夫が必要。純正側はウェルドナットが溶接してあるけど、わざわざナット溶接するのも大変だし。。
高さの調整は支点のステーをひん曲げて水平に近づけてます。
で50パイの方も仮装着してみます。50パイ用のニスモマニだとシャフトの位置が若干違うので少しだけ角度が付いちゃいますが、これ以上詰めるとなるとステーを作らないとダメですな。ウェーバー50は45と比べるとレバーが激重なので、摩耗や伝達ロスを考えると少しでもコジるような動きは抑えたいです。まあ、とりあえずこれで様子見してイマイチならステー作るようだね。
こういうのを嫌ってワイヤー式に変更する人もいるけど、メカニカルなギミックは嫌いではないのでリンク式で精度を追求する方向性で行きます😁
で、今回溶接ナットの代わりに使ったのがコレ。いわゆるリベットナットなんですが、本来なら専用のリベッターが必要なんですが、これだけのために買うのは厳しいなぁと思って調べてたらモノタロウで発見。
ロブスターの「ちょっとナッター」という商品。エビ印のモンキーレンチで有名なロブスター、自社のリベットナットをリベッターを使わずに取り付けできるキットを発売してました。しかも千円ちょっとのお手頃価格。
こうやってメガネで治具を固定して六角レンチで締め込むだけ。
M6の場合は下穴は9mm。今回はドリルがブレて軸間距離が変わったりしたら嫌なので、リーマーで少しずつ拡げました。最後にバリを取って整えてから…。
ちょっとナッターで締め込んで完成。フチの部分が高くなっちゃうので、反対側にワッシャー1枚入れるか、ステーの方をオフセットして整形すればオッケー。
これでしっかり付くようになった!あとは塗装すればオッケー!
エンジンルームは磨いたら割と綺麗になったので綺麗な所は残して補修で大丈夫そう。とりあえず次回以降、タイミングをみてブレーキとクラッチのマスターと配管を外しちゃおう。出来るだけ範囲を拡げないでコンパクトな補修で済ませたいところ。
エンジンルームはテキパキ終わらせて次へ進みたいな👍