ランサーエボリューションのメタルキャタライザーに関するカスタム事例
2018年06月02日 11時16分
CT9A 6speedMT専用
サーキットを主体にしているとはいえ…サーキット場までの移動で公道も走りますし、環境を配慮する必要があり、ストレートでは排ガスの臭いが酷いので、メタルキャタライザーを探していましたが、市販品では、70φが殆どで径の大きさが合わない。
ランエボ友人にGT-studioさんが居ましたので、76φタイプを製作されていた事を知っていましたので、相談を持ちかけた所、ちょうど80Φタイプの排ガス検査をクリアした所で、市販に向けて公道&サーキットでの実走行試験を行いたいと言う依頼もあり、GT-studioさんより、特別に先行販売して頂ける事になりました。
写真手前がフロントパイプ側、奥がマフラー側になります。
装着した際、マフラーの口元だけ76Φに絞られていたため、詳しくはマフラーのパーツレビューで書きますが、排気干渉が発生するので、マフラーを80Φに揃えました。
ストリートでの実走行では、排気詰まりを全く感じる事なくスムーズな排気効率で、かつしっかりと熱を入れてあげれば、排ガスの臭さをシャットアウトしてくれます。
そして、筑波サーキットでの実走行では、エンジン2.2L、ハイカム270°、ブースト1.8k掛けての走行で、ブーストが垂れる事なく、加速感にも不満がありませんでしたし、フラットシフトを行なっても、メタルが壊れる事もなく、ストリート同様に、排ガス臭さがありませんでした。
製品には、排ガス試験成績表も付きますので、エボⅧ、ⅧMR、Ⅸ、ⅨMRの6速MT車であれば、車検を通すことが出来ますが、注意して頂きたいのは、車検対応と言っても、マフラーの組み合わせによっては、音量オーバーする可能性があり、競技用マフラーとの組み合わせの場合は要注意です。
その他(CP以前とCZ)や、同じCT系でも5速MT車やGT-Aは、車検非対応です。
※私のランエボⅥは、このメタルキャタライザー装着するため、フロントパイプを加工してあり、車検時はCT9A純正触媒で対応しています。