レンジローバーのダッシュボード全バラ・ヒーター修理・クーラー修理・ヒーターバイパスバルブ・追加メーター取り付けに関するカスタム事例
2021年02月28日 23時10分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
クラシックレンジのダッシュボードを外したついでに前々から付けたかった追加メーターを付けてみます。
CRRに今どきの派手なメーターは似合わないと思われたので、80年半ばまで装着されていた英国Smiths社製の電圧計と油圧計をチョイス。シンプルなデザインと艶消し黒が良い感じ。
80年半ばまでは電圧計と油圧計はココに付いてました。(画像はネットから拝借)
私の87年式はレイアウトが変わっていて四角い吹き出し口があるので同じ場所には付けられません。
さてどこに付けようか悩んだ結果、この写真の少し上の丸い吹き出し口のところが良さそう。
前期クラシックの美点である左右対称のデザインを壊さない位置につけることにしました。
Smithのメーターはφ52mmなので、そのサイズのホールソーを購入して貴重なダッシュボードに穴あけ。緊張で手が震えました😅
仮止めですが、こんなイメージです。
ダッシュボードは塗装後です。
ヒーターユニットの数々の不具合うちの一つ。
クーラーの温度調整ボリュームが温度調整レバーに繋がってない❗️
今回分解したら温度調整ボリュームを発見(もともと87年式には付いていないもの)し、最大冷却位置に固定されていました。
これまでクーラーは温度調整できずにクーラーつけるとコンプレッサーONしっぱなしだったので寒くなると手動でFANスイッチをon/offしてました。
正常に機能するように改造しました。
温度調整レバーとボリュームを連結する金具を設計して、アルミ板から切り出して、穴あけして曲げて作成。
穴が2対あるのは、ピッチを間違えたので開け直しました😅
こんな感じでレバーとボリュームが連動するように。
もう一つの改良であるヒーターバイパスバルブの取り付けですが…そのままでは固定する場所が無い。
バルクヘッドに市販のアルミの角パイプを既存のネジに固定できるようにして…
そこにバルブを固定することを考えています。
今日、配管と固定するまで時間が取れませんでしたので来週やってみます。
そして、約2ヶ月ぶりにヒーターユニットが元の位置へ戻りました❗️
戻すのは外す時より数段大変で、一人では無理でした。
娘に手伝ってもらい助手席側と運転席側から配線を避けたり位置を微調整しながらなんとか戻せました💦
途中、クーラーダクトをアクロバチックな体勢にさせながら下の配線類やダクトを動かす必要があり😅