フェアレディZのShinさんが投稿したカスタム事例
2024年01月03日 19時21分
20代⇒Z31 30代⇒S130Z 40代⇒JZX100マークⅡ そして50代... Z32にてZ乗り帰り咲きしました。 2022年/10月 新たにZ33を迎える事になりました。 今後はメンテ中心になると思いますが、末長くこのZ達と付き合って行きたいと思ってます。 Z32.Z33乗りのオーナーの方々、 Z33には未だ余り詳しく無いので、色々教えて戴きたく思います。
LEDプレートのクオリティアップ!
少し不満を残したサンドブラストの結末。
それでも、今まで錆取りや塗装剥離にしかサンドブラストは使った事無かったので、仕上がりには満足する事にしてました。
それ程アクリル板にサンドブラストで文字を彫る作業は難しいかった。心残りはもう少し…後もう少し彫れたらもっと美しく光ったのだろう。そう感じてました。
翌日は町内会の集まり日。今年僕は副会長に選出されたので、町内の皆様に御挨拶するお役目です。面倒くせぇ!
そんな訳で集会所に向かってフラフラ歩いてると、後ろからサンドブラストの先生からお声が掛かりました。
『サンドブラストは上手く行きましたか?』との先生の問いに、『はい!お陰様で満足の仕上がりです』と答えたのですが…先生は、『その顔は満足してませんね?』と鋭い言葉。
嘘が下手な僕は顔に出てしまった。別に先生に嘘を付く必要は無いのですが、僕の為に仕事時間を割いてまで、マスキングシートを制作してくれた先生に申し訳無くてついた嘘でした。
『集会が終わったらもう一度アトリエに来て下さい!』そう言って先生は集会所の中に消えて行きました。
1時間足らずで集会が終わったので言われた通り先生のアトリエにお邪魔すると先生から一言。
『大体ね、アクリル板なんかで作っちゃ駄目ですよ!ガラスで作り直しましょう♪』
えっ、いや、先生そうでは無くて僕の腕が未熟だったんです。申し訳無いです。折角お手間掛けて制作してくれたのに失敗してしまって。(汗)
『いやいや、それはアクリル板のせいなんですよ…ガラスならもっと綺麗に光りますからぁ🎶』
いや、先生そうでは無くて僕がもう少しブラストで深く彫れば上手く…あ、ちょ、先生?先生?
先生は僕をフル無視でガラスを切り出して、又もパソコン→マスキング制作機→と工程を進めて行きます。
困ったな。ガラスとかアクリル板とか関係無いんだけどなぁ。(汗)
そう思ってる矢先に、先生は新たに切り出したガラス板と再度製作したマスキングシートを手渡してくれました。
そしてにっこり微笑みながら一言。
『これで上手く行きますよ♬』
駄目だ。先生は僕の話…全く聴いてない。引きつった顔で御礼を言うと先生のアトリエから足取り重くガレージに戻りました。
問題はアクリル板では無いのに。
あぁ、今度失敗したらどうしよう。
先生に合わせる顔が無いなぁ。
そうか、失敗しても先生に見せなければ問題無いか?
あ、いや、先生の家とはご近所だし、完成したガラス板LED見せて欲しいと言われたら断れないしな。
こりゃ責任重大だな。
全神経を集中させて頑張るしか無い!
やるしか無いな。
ガレージに篭り、何回もイメトレを繰り返します。
失敗はしない。俺はもう絶対に失敗しない。そう念じながら、ブラストガンの方向とガラス面の向き合う角度を何度もイメージして再挑戦に挑みました。
その結果が4枚目の画像です。
いや、頑張りました。
流石僕です。
天才かも知れない。
いや、間違い無く天才だろ♬
理想的な仕上がりとなったので、仕上げに掛かります。
プラ棒で枠を作りその後に塗装します。
プロテクションフィルムを剥がして、枠を装着。
完成しました!
いやぁ、久々に緊張した施工でした。
浅掘りを重ねて行けば良いと思ってリラックスしてやる積りなのですが、一旦ブラストガンを握ると、噴射したメディアが対象物のガラスに当たる時間を計算に入れないと、思い通りには上手く彫れないんです。
ブラストとガン塗装は少し似てますが、塗装のガン振りのそれとは又違う難しさがあります。
ともあれ、理想的なガラスLEDプレートが完成して気分は最高潮です。
サンドブラストの先生に心より感謝すると同時に、何時も僕を応援してくれる仲間達のお陰だと感謝しておる次第です🙏
又、次回もお暇な方は見て下さいね♪それでは又ぁ🤗