タカさんが投稿したハコスカ・L28改・Ｆ54・スカイラインに関するカスタム事例

チェーンガイドガイド加工が終わったのでチェーンを張ります。
クランクの合わせマークに合ってるか確認して組み始めます。

チェーンガイドを仮止めして、テンショナーの裏のオイルメクラを打ち込みます。

ガイドの仮止めが終わりました。

チェーンにマーキングします。
今回亀有強化チェーンを使うので、純正のチェーンを並べてマーキングします。

亀有強化チェーンは、ノーマル新品を熱処理してるので色が変わってません。
純正のチェーンを並べてマーキングします。

反対側もやります。

クランクの合わせマークを併せます。

カムスプロケも併せます。

テンショナーを付けてチェーンを貼ります。

チェーンガイドとチェーンが上手く合ってません

チェーンの穴を長穴にしたのは、チェーンの張りを調整する為です。
上下を上手くずらしてチェーンを張ります。
こんな感じで上手くガイドに這わせます。
テンショナーねバックストロークもあるので張りすぎにも注意します。
このチェーン張りにはかなり時間をかけて何度もやり直します。
この構造的によく「パンパンに張る」など言う人が、嘘つきだとわかります。
バックストロークを無くして張るしか方法は有りません。
しかしバックストロークを無くすとテンショナーのゴムが壊れます。
亀有のローラーチェーンガイドならはれますが、かなりうるさいです。

テンショナーをトルクで締め付けます。

ガイドも締め付けます。

クランクとカムが繋がったねで、ロッカーアームを組み付ける準備をします。
組み付けペーストを塗り込みます。

ビボットやロッカーガイドにも塗り込みます。

カムが上に向いてる所にロッカーアームを載せていきます。

カムを良く見て入る所に挿れていきます。

ロッカーアームを入れた時のクリアランスを調整します。
0.3のシックスネスゲージで緩すぎずきつ過ぎずです。

ロッカーアームを入れた所のクリアランスを取ったらクランクを回して残りのロッカーアームを載せます。

バルブタイミングを測る準備が出来ました。
必ずロッカーアームを12個組んでから、バルタイを取りましょう。
良く1番6番を付けて取る人が居ますが、必ずズレます。
ちゃんと組んだ状態で正確に取りましょう。
カムは、プロフィールとタイミングが命です。

これは6番の写メですが、インテークとエキゾーストのリテーナーが平行ならバルタイは105度位です。
そんなに気にしない？エンジンは、ほぼこれでトラブルは無いです。
でも、せっかく組むなら（スライドスプロケ等使うなら）ちゃんとバルタイ取りましょう^_^