レンジローバーのラジアスアームブッシュ交換に関するカスタム事例
2023年01月23日 12時14分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
2週間前のフロントラジアスアームブッシュ交換の続き。
運転席側のみ2週間前に終わってましたが、この土日で助手席側をやりました。
ホーシングをジャッキで固定して、アームを固定しているボルトを外した後、別のジャッキでラジアスアームを慎重に降ろします。
邪魔になるのでタイロッドは事前に外しておきます。
外れました。
助手席側のブッシュ。
ひび割れや変形があり、運転席側より劣化しています。
近くのレンタルピットの15t油圧プレスを借りて外そうとするも、2個中1個は15tフルに掛けてもどうしても外れない。
タガネでブッシュの金属カラーを叩いてアームの穴から剥離させてはプレスで圧を掛ける、を繰り返しましたがどうしても外れませんでした。
よく見ると中のゴムが邪魔してカラーが変形しづらくなっているようだったのでやり方を変更して、小さめのコマで中のゴムを打ち抜いてカラーだけにしてタガネで叩いてみたところ上手くカラーが内側に変形しました。
これだけ変形させました。
やっと抜けました。
苦闘の跡😅
新品の圧入も完了。
車体に組み付け。
タイヤをつけて地面に降ろして、1G状態でボルトナットを締め付けて完成
20kmほどテストドライブしましたが、フロントアクスルの固定がきっちり出来るようになったみたいで、アクスルのバタつきが明らかに減り安定感が高まりました。
またブレーキングで停止した瞬間のノーズダイブが今まで助手席側だけ大きかったのが、左右同じになりました。
たまにフロント左の足回りからゴトゴト鳴っていた異音もなくなりました。
助手席側の方が劣化していたようです。