レンジローバーのMaxxECU・フルコン化・燃料テーブルセッティング完了に関するカスタム事例
2024年01月08日 23時15分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
クラシックレンジ、DIYフルコン化の完成!
自作のブラケットにMaxxECUを固定して運転席下に設置。
年末年始の11連休を費やしてセッティングしました。
試走→データ解析→燃料テーブル変更→試走、を繰り返して何とか巡航時は理想空燃比、加速時は出力空燃比になるようにセッティングを行いました。
一般道、高速と250kmほど走り、低負荷や高負荷時に違和感のないフィーリングに持っていくことができました!
遂に素人がフルコン化をほぼ達成しました。
EFIのメインリレーと燃料ポンプリレーも念のため予防整備で新しいものに交換。
気温が氷点下に下がったのでコールドスタートの確認。
一発始動できました!
参考までに空燃比のデータ。
これは以前収集してあった純正ECUのグラフ。
3つのグラフのうち一番上が空燃比(lambda)のグラフです。
lambdaAが左バンク、lambdaBが右バンクです。
純正は左右の空燃比に差が出ています。
また、数値の上下動も大きいです。
こちらは今回MaxxECUで走行したデータ。
左右バンクの空燃比の差がなく、ほぼ同じ値でグラフも重なっています。
スムーズなのは体感だけでなく緻密な噴射制御がされているようです。
何とか素人がフルコン化することが出来ました!
今夜は日本酒で祝杯をあげております、笑。