アルトワークスの添加剤・STPオイルトリートメント・増粘剤・油圧規定値・油圧に関するカスタム事例
2023年04月11日 04時03分
C系アルト7台(ワークス.R.ハッスル含む) 旧H系ワークス7台、ラパン1台 カプチーノ2台(11・21) 計17台を同時所有中 いわゆる鈴菌で 車歴はスズキばかり35台以上です 趣味で楽しんでます♪(2級G.D整備士+検査員) 旧規格軽とネコが好き、サーキットより峠♪ VIP、族車はごめんなさい ※ 数目的の方はフォローしません 投稿が少ない方や監視目的と思われる方 コメント受けてもレスをしない方 ユーザーを識別できる画像が無い場合は フォローされてもブロックします
今週のお題は添加剤ってことで
自分が主に使ってるのはこれ
簡単に言えば増粘剤ですね
C系時代のF6Aはオイルポンプが薄く
吐出量が少なく
また走行距離も多く
メタルクリアランスが広くなり、完全暖気状態では
F6Aの油圧の基準値である
完全暖気後(油温約100度)
2000rpmで250kpa以上
をクリア出来ないため
カストロRS EDGE 10w-50に
これらを添加して粘度アップし
油圧規定値をクリア
粘度としては
20w-60に近い油圧値になります
はじめから20w-60のオイルをいれても良いのですが
自分の生活圏でその粘度のオイルを安価で販売しているところが無いため
この組み合わせにしてます
10w50のみを入れ
油温100度まで暖気した時の
2000rpm時の油圧は1.9kpa
STP オイルトリートメント投入
30分アイドリングし再暖気後の
2000rpm時の油圧2.75kpa
はっきりと油圧アップの効果が確認出来る
STPは缶のものが販売終了
プラボトルに切り替え
モリドライブのも試したけど
STPの方が油圧の向上値は大きかった
ただこの手の添加剤
増粘作用は同時にフィルターの通過抵抗を増やす事になるので
オイル冷えていて固い時に
高回転まで回した場合
オイルフィルターのバイパスバルブを開いてしまい
フィルターを通さないオイルが
エンジン各部に回る可能性もあるので
最低でも油温が50度を越えるまでは
3,000回転以下での走行をした方が良いかな
オイルポンプのリリーフ圧以下であれば大丈夫だけど
F6Aはフィルター通過後の
オイルギャラリで油圧を測定してる
暖気完了後に重要なのはこちらの油圧だけど
冷間時はフィルターより前の油圧を別に取得してチェックしたいところ
今はそこにセンサーを付けてないから
間接的に油温で管理してる感じ
K6Aは
オイルポンプ吐出部に油圧スイッチが付いてるから
そこをセンサーと入れ換えれば
フィルター前の油圧を見ることが出来るけど
逆に暖気後に重要な
フィルター通過後の油圧をみるにはエンジンのオイルギャラリに穴開けてセンサー入れるか
もしくはフィルター移動ブロックを使って取得する方法しか無いかな(^_^;)