スイフトスポーツの勉強会・ワンメイクさんのセッティング講座に関するカスタム事例
2023年03月17日 07時43分
JAF公認の元ワンメイクレーサーです! 耐久レースも10年 FISCOメインとして走ってましたが、子供が産まれたのを機にレース引退。 スパンタンな車が好きで、ライトウェイトFF&ハッチバックを得意としています。MT至上主義。今まで15台所有 FISCO EK9 2分2秒(A050)2012年 アルトワークス2分12秒(A048)2007年 ヴィッツレース2分19秒AD07 ZC33S2分8秒(5秒切ります)RE71RS 走りに熱い方のみフォロバしております オフ会嫌いです
おはようございます。
以前書いたアライメントのお話。
登録してない方からも勉強になると言われ、嬉しい限りです。
今日はZC33Sのアライメントセッティングに付いて書いてみます。
街乗りで飛ばさない方には無意味な情報なので、飛ばして下さい。
私のZC33Sは、実はキャスター角も変えてありまして、要はサスペンション全体が少し後ろに倒れてる訳です。
じゃあ、何でそんな事するのかというと、ステアリングを切り込んだ時に少しでもキャンバー角を生かせるようにする為です。
コーナリング速度を上げるには、タイヤを太くすれば良い訳ですが、それだとフェンダー幅以上は太く出来ないし、ストレートでは抵抗になって遅くなるし、制限が多いです。
でも、アライメントは制約が少ないです。キャンバー、キャスターいじるには多少のお金は必要であっても、安いものです。
車のキャラクターを大きく変える事が出来、効果も抜群です。
あと、車にはレバー比という物がありますから、バネレートの通りのレートになってる訳ではありませんが、ここ最近の車はリアをある程度ハイレートにする必要がある気がします。 個人的に考える理由は
①車体剛性が高くなり、ネジレなくなった為、四輪でなるべく接地させる為(速く曲がるには)には、対角方向のタイヤ、つまりFタイヤを接地させ続けるには、ある程度のハイレートが必要。
②姿勢制御などのスタビリティーコントロールやブレーキ介入、トルクダウン制御が多い為、ロールが大きいと、誤作動で邪魔されて凄く走りにくい
の大きい2点かなと思います。
昔HONDAがB型エンジン搭載車から、K型エンジンに切り替わった位のダブルウィッシュボーン→マルチリンク式の辺りは、異常なハイレートだったのは、美味しい動きをする可動範囲が凄く狭かった為、むしろ動かさない為に、リア20-28キロだったりした時代がありましたね。
アライメントは自分で出来れば無料ですので、色々と試してみて下さい。
安い車高調で、そのまま乗ってるのは、ZC33Sが良い車なので勿体ないと思います。難しい車だと思います。