アルトワークスのリヤドラムブレーキ・オーバーホールに関するカスタム事例
2020年08月03日 09時28分
SUZUKI SPORTS ホイール TYPE-VR
パールホワイト🌟白に白のホイールって合いますがインパクト感は薄いかも知れませんネ
待望のシリーズ化の要望に応えて、好評のアップです🌟↑してない、してない🤣
前回に引き続き、リヤドラムブレーキのキモ
ホイールシリンダーのオーバーホールをして行きます🌟
ブーツをめくると…漏れている…
ピストンを外します🌟
スプリングも忘れないで下さい🌟
カップをベビードライバーを使って外します🌟
新品のカップキット🌟
組んで行きます🌟 が…コレがキツいのです…
万力に挟んで作業すれば楽なんですが…
ひとつ注意⚠️ですが外したのと同じくベビードライバーを使ってこじって入れるのは絶対にNGです
カップをこじった時点でアウトです(ー ー;)
次はブーツ🌟
クルっと裏返しして🌟
この様に付けます🌟
ホイールシリンダーにもシリコングリスを塗布します🌟
円を描く様にシリンダーに入れて行きます🌟
スプリングも忘れないでください🌟
バラした逆の手順で組み付けて行きます🌟
バックプレートのライニングの摺動部にも
シリコングリスがノンメルトを塗布しましょう🌟
組み付けたら、次はペーパーで、この指差している箇所を落とします🌟
回転方向から一番最初に入る箇所リヤのフロントライニングの上部をペーパーで回転方向に落とします🌟
次に最後に出て行く箇所をペーパーで落とします🌟
最後にライニングの角を落として全体的にペーパーを掛け、ドラムもペーパー掛けします🌟
ドラムブレーキ特有の「鳴き」を押さえる意味でも
しっかりとペーパー掛けしましょう🌟
ブレーキ調整に入って行きます🌟
カチカチとアジャスターを回してロックするギリギリまで詰めます🌟
トラック🚚バス🚌は車両の重量が重いからギリギリまで詰めてしまうと引きずってしまいます
軽自動車、普通車はギリギリまで詰めましょう
アジャスターをカチカチ回してはドラムを入れて
の繰り返してドラムが入らないギリギリまで詰めましょう🌟
現在の自動車は全てに自動調整が付いていて
最低限の踏みしろは確保する事が出来ます が
とても踏みしろが深くて、不安になります
ですから、最後は人間の手でギリギリまで詰めて調整するのです🌟
キチンとブレーキ調整したブレーキの踏みしろは
バンバン出て安心です🌟
最後にサービスでドラムをスプレーで黒々と塗ってあげましょう🌟 お客様も喜びます🌟
自動車工学でも読むと分かりますが
ディスクブレーキよりもドラムブレーキの方が
制動力が上です🌟自己倍力作用が加わるので
より強い制動力を確保出来ます
大型トラックに🚚ドラムブレーキが採用されているのは、そうゆう理由からでしょうね
さあ、エア抜きの準備をして行きましょう🌟
マスターの古いブレーキオイルをフィラーで吸い取ります🌟
エア抜き工具一式です🌟
マスターにセットして🌟
エア抜きを開始します🌟
エア抜きの順番ですが…基本はバラした箇所から
行って行きます🌟 今回の様に前後のブレーキを
全てバラした場合は、マスターシリンダーから一番
近い箇所からエア抜きをしていきます
「ダブって踏みっぱなし」
で後ろから前に帰って来ます、つまりは運転席、
助手席、右後ろ座席、左後ろ座席と行き
帰りはその逆で戻って来て、より確実なエア抜きを
行って行きます🌟
車両によってはエンジンを掛けてエア抜きを行う
車両も有ります。機械でエア抜きをする事も出来ますが
出来れば2人1組になり、運転席に乗ってもらい、
ペダルを踏んでもらって
フィーリングを聞きながらエア抜きを行うのが
一番良いと思います
エア抜きも、無事に終了しました🌟
次は、車検です🌟軽自動車検査協会に直接持ち込み
継続検査を受験します🌟
ホイールシリンダーポリッシャー画像を忘れてました🌟
キューン🌟と磨きました🌟