インスパイアの必殺技を出します・センサーチェック・外してチェックランプ作動後・マニュアル診断・僕のアナログな作業ですに関するカスタム事例
2022年09月01日 19時40分
二代目(厳密には三代目)インスパイアUA2タイプS。1998年式(後期97モデル)に乗っています。5気筒シリーズで唯一、5穴ハブを採用したハイオク車となります。DC2 DB8 インテグラ タイプRをご存知の方は96スペックが4穴、98スペックが5穴だったのを覚えていると思います。ホンダの電装が高度になり始めた頃の車で信頼性が格段に上がりました。それが1997年からの後期型になります。ACURA TLの初代(UA2)でもありますがタイプSの設定が無かったためあまりにこの車は希少
ハンチングは治りません
残念ながら
マイカーにOBDⅡポートが無いから
コンピュータ診断機は使えません
メーター内で確認する助手席のコンソールからホンダ独自の3ピンカプラーを短絡させる自己診断もあるのですが
ECUリセットしてしまうと履歴が消えてますので
大したことない機能ばかり
外れるセンサーで
マニュアル診断するしかないのです
わざと
チェックランプ作動させます
画像は
オーソドックスに
水温センサーのカプラーを抜きます
そうすると
大概に
総合制御系でトラブルが炙り出ます
TCSのチェックランプ作動してますので
TCSスイッチがONでコレが切れてないという事は
ハンチングは燃料制御系です
つまり
何かしらの異常値で燃料を噴射制御し制御が介入したトラブルだよと教えてくれてます
ようは
路上でタイヤが実際にはスリップして無いけど
スリップしている判断⁉️
そんな感じです
水温カプラー抜きでECUにリタードするTCS制御が完全に切れてるせいなのか
ハンチングしません
問題の
可視化が出来ました
水温センサーのカプラー抜けてる状況ですが
エンジン不調は
制御系っぽい?
誤った状況をECUに知らせしない為なのか
チェックしている時には
燃料カットが介入したような感じの
ハンチングが消えてます
その証拠に
ビシっと
針が止まりました
雑音入ってますが
ハンチングはこんな音です
水温センサーのカプラーを戻しました
少しばかり
ハンチング治らないですが
コレ
要交換かな?
ほとんどハンチングが聞こえません
5気筒のビートだけになって来ました
まあ多分これ
昔からのハイテクで
こんなトラブルなんすわ
97年式後半から00年式にかけ
電装が飛躍的に良くなりました
ホンダの闇ですし
仕方ないんです
運が良ければ
欠陥部品は
年次改良したまんま
非公式で
未だに
代替え部品が供給され
人気も無いから
ほとんどの人は知らずにいます
僕はこのメンテ
痛いほどやってきました
甘い辛いの問題
昔じゃ
直せないチャンスです
それくらい時間かかって
5気筒シリーズは終焉を迎えました
ガッツリ制御されたエンジン
不調や不良は
エンジニアの苦労から
10年近く長年の歴史で進化したあと
壊れ難い電装になり
歴史を閉じました
ガラガラ音ですが
きっちり回ります
回転が早くなると
本当に別物の
シルキーな感じがするエンジン
エンジン本体の部分って
以外に耐久性が高いですし
それは今後の問題だと思う
ハイテク化をしたツケに
制御系トラブルかなと
本当に壊れているハンチングと
状況からの違う
わざとミスファイヤリングする
システムとして構築している安全装備
それがTCSでした
トラコンです
チェックランプは
その自己診断でした
タブーなやり方してます
荒技です
壊してしまう可能性がありますね
僕の場合
プロに説明するので
コレを見せると
え〜ってなるんで
それまでなんですが
皆さんが予測するイメージより
結構ハイテク感あるって内容でした
少しは前進したかな😂