チェイサーの1JZ100さんが投稿したカスタム事例
2021年01月09日 14時12分
2000年に新車で購入したチェイサーにず〜っと乗っています。 若い方達がチェイサーに興味を持ってもらえることがとても嬉しいです。 https://bestcarweb.jp/feature/column/318587 https://bestcarweb.jp/feature/column/393391
チェイサーツアラーVのエアコンが壊れたときの体験談を・・・
皆さんのチェイサーにもいきなりその時が訪れることがあるかもしれないので参考にしてみてください。
症状としては冷暖房時の除湿が効かず、冷房も効かない。
ディーラーに持って行ったのですが、原因不明で故障探求にかなりの時間を要しました・・・
最悪の場合、ダッシュボード取り外しで電装屋預けになるとウン十万コース・・・
15万キロ走行し、20年目を迎える時でした。
結論から言うと、自分が交換したのは・・・
ヒーターウォーターバルブ
コンプレッサー
コンデンサーASSY
ワイヤーケーブルのはめ直し
当初は100系あるある故障の一つ、エアミックスサーボの故障を疑いました。
よくある故障の原因です。
とりあえず、原因を探るべくバッテリーのケーブルを外します。
さて、まずはグローブボックスを外します。下からのぞき込むと、エアバッグユニットを留めているボルトがあるので、
ラチェットレンチで外します。エアバッグのコネクタを外して裏側から押すと外れます。
外れました。ここからエアミックスサーボの状態を見ることができます。
故障で多いのが・・・
① ワイヤーケーブル外れ
② ステーのM3ボルト欠損
③ エアミックスサーボの故障
エアミックスサーボが動くか、エアコンのコントロールパネルで冷暖房を切り替えてみると動いています。
さらに奥のほうを見てみると・・・
あーっ!!ケーブル外れている!!
奥のほうに手を突っ込んで何とか元に戻しました。
本体のピンに、ケーブルの穴が嵌まっているだけなんですよね。
冷暖房の切り替えは、エアミックスサーボとワイヤーで繋がれたヒーターウォーターバルブで行います。
この状態で冷房。
この状態で暖房です。
壊れると、この動きができなくなって冷暖房の切り替えがうまくいかなくなるんです。
ちなみに、ヒーターウォーターバルブがこの様な状態になっている場合、即交換を!
常日頃から、下回りやエンジンルーム内をチェックしてオイルやクーラントの漏れがないか見ることをお勧めします。
ホースの接合部分が経年劣化でボロボロ…
本当にギリギリのところでした。
除湿ができなかったのは、コンデンサーASSYの故障とコンプレッサーの故障。
両方とも交換して修理が完了しました。