セリカのDIY・エンジン脱着に関するカスタム事例
2019年07月06日 01時05分
先日、トレーラーを牽いて和歌山に熊野古道キャンプに行ったところ、途中クラッチトラブルで騙し騙し乗ってきて、自宅前で完全死亡した話を書きました。その後手押しで何とかカーポートには収めたもののクラッチは床まで入ったままで動かせずガレージには移動出来無かったので、だいぶ前の話になりますが外でエンジン降ろしをしました。
しかし何故か5月6月は週末だけ雨が多く、降らなくても異常に暑くて心が折れて遊びに行っちゃったりしてて完全放置状態だったのですが、玄関先にお不動様がいらっしゃるのも邪魔なので作業開始です。
燃料ポンプの配線を外してエンジンを掛けたままにして燃圧を抜いたあと、とりあえず上から見えるところをバシバシ外していきます。インタークーラー、スロットルボディ、ラジエーター、オルタは外し、エアコンコンプレッサーは針金で吊ります。
今度は下から…と行きたいところですが、私のセリカはサブフレーム補強にクスコのアンダーブレースを入れていたんですね。でも下回りを当てた拍子にボルトが入っているところを曲げてしまい、ボルト周囲が曲がって真下から見るとボルトの頭のが完全に隠れてしまう羽目に! この状態ではレンチが全然入りません。
色々試したのですが外すことが出来ず、最終的には切断してボルトを抜きました。ううむ、余計なものを付けたばっかりに大変な苦労を…でも効果も高いのでやっぱりまた付ける予定😅
足回りをジョイントセパレーターでバラします。今回はサブフレームが降ろせればいいのでキャンバーコントロールアームとタイロッドエンドだけ…。
下回りは、ステアリングラックとスタビライザーを外して針金で吊り、サブフレームを足ごと降ろします。パワステポンプも外して針金で吊ります。あとはフロントパイプとプロペラシャフトを外します。ミッションオイルは抜いたつもりだったけどペラシャ抜いたらミッションオイルが結構出てきて周りが大変でした。ドレンは左側だけでなくトランスファー下面にある方からも抜かないといけませんね。ミッションオイル抜いたらミッションオイルクーラーの配管も外します。
負圧配管、燃料配管、クラッチ油圧配管、ミッションワイヤ、そしてハーネス を外します。ハーネス は慎重に外しましょう。エンジン裏側にあるノックセンサー配線とアースはとても手が入りません。降ろしてから外しました。
あとはエンジンマウントを切って、恐る恐るエンジンを降ろして行きます。引っかかったりすれば外し忘れた配管や配線がないか確認します。
で、完全に下に降りたら台車に乗せて、エンジン降ろし完了!
ところで私は右タイヤハウスの中隙間からエンジンを外に出しました。結構高く上げないとエンジンが引っかかったりして出て来ません。
この日も午後からは小雨が降り出すあいにくの天気でしたが、無事に降ろしてガレージの奥にしまいました。ここからはエアコンの効いた部屋でゆっくりエンジンバラシです。そのうち書き込みますが、今はシリンダヘッド外してます。不具合のメインは上にも書いた通りクラッチですが、せっかくなのでタイベル交換と、ヘッドガスケット交換と面研をやります。どうも高負荷でオーバーヒート癖が出ちゃったんですね。これの原因がヘッドガスケット抜けだと踏んでいるわけです。オーバーヒート、最近ではサーキットを走ることはないので顕在化しませんでしたが、トレーラーを牽いているとあっという間に100度超え、リザーバータンクに吹き返して冷却水がなくなってしまいます。それを直すのも大きな理由です。