スプリンタートレノのクラッチ切れ不良・オイル漏れ修理に関するカスタム事例
2022年04月25日 19時14分
クラッチの切れが悪くなってきたのですが、クランクシャフトのリヤ側のオイルシールからオイル漏れを発見してしまい、クラッチの切れ不良の原因を確認せずにオイルシールを交換してしまい、オイルシールの交換で邪魔になるフライホイールとクラッチカバーとクラッチディスクを取り外したのですが、外したついでに目視点検。
特に気になるとこは無かったので、今回はこのまま組み付けすることに。
クラッチディスクのスプライン部分を掃除してモリブデングリスを塗布。
塗布後ウェスで軽くグリスを拭き取って組み付け。
ダイヤフラムも問題なさそうでした。
ついでにプロペラシャフトのセンターベアリングを新品に交換。
旧ベアリングはお約束の悲惨な状態。
ハチロクあるあるですね。
新品のベアリングは、SSTを使用してフランジを固定し、新品のナットを1850kgーcmで締めつけて圧入して、締め付けたナットを緩めて再度ナットを300kg-cmで締め付けました。
ナットのカシメを忘れずに
ミッションを降ろしたついでに、ベアリング、フォーク、ピポットを新品に交換。
ベアリング、フォーク、ピポットを交換後モリブデングリスを軽く塗布後ハチロクにミッションを載せて
作業終了。
さすがに老体には応えてバテました。
あとはクラッチのエア抜きして終了なんですが
エア抜きはまた今度。