タカさんが投稿した510ブルーバード・ヘッド交換・ポート研磨・クランク測定・シマシマモータースに関するカスタム事例
2023年11月15日 00時30分
L型プライベーター⁉️ SuginoWorks 旧車全般 キャブレター全般 ミッション、デフ回り等楽しく安くタダ働きしてます。 当方完全なショップではありません⁉️ あくまで「遊び」の延長です^_^
水穴貫通のヘッドに替えて新しいヘッドを作ります。
全バラして洗浄
ポート研磨からやり直しです。
その前に今までのパーツを見直して組み立てるパーツを調べます。
今まで使っていたバルブスプリングリテーナー
L型ダブルスプリング用
重さは26.5g
L4シングルスプリング用リテーナー23.6g
インナースプリング用の座面があるのでダブルスプリングでも使える?と思う
これだけで3gも違うんです。
亀ちゃんのクロモリリテーナー19.4g
L型ダブルより7.1gも軽い
強度は、ノーマルより強い
亀ちゃんのクロモリリテーナーに決定です。
リテーナーが軽くなれば、セット荷重(バルブのセット長が長くても)が少なくても大丈夫
フリクションロスを抑えられます。
最近のL型は、ものすごいセット荷重で組み付けます。
高回転は勿論中間のトルクが出ます。(カムによりますが)
ちなみにチタンリテーナーは、この通り10.6g
ノーマルより15.9gも軽い
半分以下です。
高いだけの事はあります。
ただ予算と言うものがあるので、今回は見送ります。
上周りが決まったので、ポート研磨に入ります。
マニGKを乗せて1番低いボルト穴にボルトを入れて目一杯上側に併せます。
何故?と思いますが、L型系は、下側に水穴があるので(上にも限度がある)なるべく上に振ります。
この210ヘッドは、かなりポートが細いので(水穴が近い)GKに入り口だけ併せる感じです。
そう言ってもカットモデルがある訳でも無いのでサーモスタットの穴から厚みを確認しながら余裕を持って削ります。
1番インテークを彫って確認しながら、進めて行きます。
インテーク側の荒削りが、おわりました。
入り口だけ削っただけで、この量が出ます。
クランクジャーナルの測定をします。
まず親ジャーナルから測ります。
問題無くノーマル値でした。
次は、子ジャーナルです。
こちらも問題無いです。
各ジャーナルを測って、コンロッドにメタルを組んでシリンダーゲージでオイルクリアランスを測ります。
親ジャーナルもシリンダーに組んで測ります。
多分1番メタル(STD)で行けると思います。
エンジン組み付けは、測定の繰り返しです。