フェアレディZのレストア・自家塗装・オールペン・令和初いじりに関するカスタム事例
2019年06月05日 23時15分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
5月末から、ひたすらルーフパネルの作業に勤しんでおります。。まずはエスコの表面の柚子肌とりと足付けのために空研ぎペーパー#240で全体を研ぎます。ホースの切れ端はペーパーが風で飛ばされないように置いてあるだけで特に意味はありません(^^)
サビ落としの時のグラインダーの摩擦熱でウネってしまったパネル。当初は全てパテで済まそうと思ってたんですが、なんだか歪んでると張力がない感じがしたので少し叩いて修正することにしました。直接叩くと表面がボコボコになったりとか、せっかく塗ったエスコが剥がれてしまったりとかするのでゴム板を当てて叩きます。
Zのルーフは鉄板に糊で直接ヘッドライニングを貼ってあるだけなので凹んだ所の裏側にしるしを付けてバンバン叩きます。
ライニング傷つけそうだし、剥がれかけてたりもしてたので思い切って剥がして作業することにしました。裏側のスポンジを傷めないようにカッターで切り剥がします。こうやってゴム板当ててガンガン叩きます。
じつはウチにZが来た時、このように天貼り何もない状態でした。めっちゃ音が響くこの感じ懐かしい笑。当時お風呂場Zって呼ばれてました笑
左手の掌でパネルを撫でながら凹み具合を確認しながらの作業です。凹みが直るとルーフパネルに張りが戻ってきました。
パネルの凸凹を確認するときは利き手じゃない方の掌の方が判りやすいです。自分は無意識のうちに左手でやってましたが、一般的には利き手の方が皮膚が厚いので微妙な感覚は感じにくいそうです。
でパテを入れます。いままでパテと言ったら板金パテかファイバーパテだったのですが、今回初めて中間パテを買ってみました。これから暑くなるし素人なのでパテ盛りの手際の悪さも考慮して遅乾タイプを選択しました。
厚付け 鈑金パテ>中間パテ>ポリパテ 薄付け
となるのですが、ちょうど鈑金パテとポリパテの間くらいの感じで滑らかで伸びもよく巣穴も出にくいパテです。ちょっと柔らかいので慣れないとヘラで取りづらいけど、とりあえずこのパテだけで仕上げまで出来そうな感じです。最後に濃いめのサフェを吹いちゃえばポリパテなくても行けそうかな。
で、ひたすら研ぎます。腕が怠くても研ぎます。筋肉痛になってもひたすら研ぎます。。
ひと通り研いだ所でパテ粉を拭き取ってシリコンオフで脱脂して再びパテを入れて、硬化乾燥したら、またまた研ぎます。
長年の愛用品。三共の空研ぎペーパー。空研ぎペーパーは3Mだろうが日研だろうが三共にはかないません。目詰まりの少なさ、研磨剤の耐久性、裏紙の強度と耐久性、どれを取っても最高です!空研ぎペーパーだけど水研ぎにも対応します。これ使ったら他のメーカー使えません(^^)
2度目の研ぎ上げ終了!前回よりは少なくなったけど、まだまだあちこちに凹みが、、、。
で、3度目のパテ。面積が広いし微妙な曲線のルーフラインなので、なかなか決まりませんなぁ。でもルーフパネルの凸凹は、とても目立つので後悔が残らないように何度でも繰り返しパテを入れて行くしかないね〜!明日もパテ研ぎ〜!梅雨入りする前にサフェまで入れちゃいたいな( ´ ▽ ` )ノ