セドリックシーマのDIYに関するカスタム事例
2020年11月08日 12時00分
今年のイベントシーズンも終わり、後手後手にしていたメンテに着手。
以前、別の作業をした時にタイロッド・エンドブーツの亀裂を発見してました。
これは左側、まだ破けてない。
右側、予想通り破けて中のグリスが「お漏らし、こんにちは」してました。
ボールジョイントのガタつきはありません。
新品ブーツは既に購入済みなので、交換します。
ナットの緩み止めの割りピンを抜きます。
画像が暗く、見ずらいのはご容赦ください。
インパクトレンチでナットを緩まし、ハンマーで衝撃を与えながらジョイントの固着を解きます。
ブレーキキャリパーを外した方がスペースを確保できるので、この後外しました。
本来ならば「ボールジョイント・プーラー」を使うと楽に抜けるんですが、私はまだ所有してないので、原始的なハンマリングです。
ジョイントが抜けたら、ブーツのゴムとタイロッド・エンドの境目にマイナスドライバーを入れ、コジってブーツを外します。
劣化したグリスを拭き取り、新しいグリスを塗布します。
新品ブーツです。
新しいブーツをタイロッド・エンドに挿入します。
「ブーツ・インサーター」なる工具も売ってますが、私は勤務先の廃材の中から調達した「使えそうなリング」を使って、ハンマリングで挿入です。
隙間無く挿入されたのと破れが無いを確認して、ナックルと連結、ナットを締め、新品の割りピンで緩み止めをし、外したキャリパー等を戻し、完了です。