カローラレビンの電動オイルポンプに関するカスタム事例
2018年07月27日 19時45分
電動オイルポンプでオイルクーラーを駆動するようにしました。
今までオイルブロックでオイルクーラーを駆動させていましたが、高回転で油圧を稼いでオイル不足を防止したかったのと、エンジンルームがスッキリするという2点の理由から着手しました。
オイルクーラーのホースはオイルパン左右対角状に配置し、バッフル板の上下ににオイルラインが来るようにしました。
これで冷やしたオイルがすぐにオイルクーラーに送られるのが防止されると思います。
また、バッフル板の上にオイルの戻りが来ることで泡立ちを防止できると思います。
ヤフオクで15000円位で売っている電動オイルポンプのタケノコを取ります。
ここにan変換アダプタをつけan化します。
いきなりan10はデカすぎて無理なので、an6の90°曲げからan10化しました。
エンジンオイルを抜き、オイルパンを外しました。
せっかくの機会なので、オイルパンの凹みを叩いて修正しました。
鉄製an10溶接ボスをオイルパンに溶接しました。
かなり入念に溶接しました。
溶接棒を早く動かすとテンプラになるので、溶接が裏まで貫通するまで同じ箇所で粘りました。しかしながら、粘りすぎると穴が開くので、母材と溶接棒が融合する瞬間を見極めながら溶接しました。
トップ画像のように、ボスをバッフル板の上下になるように、かつ、対角上に溶接し、冷えたオイルがすぐにオイルクーラーに行くのを防止しました。
また泡立ちも防止できると思います。
当初は上側がoutで下側がinの予定でしたがカーブなどで空吸いしたら嫌だったので逆にしました。
液体ガスケットを塗布しオイルパンを付けました。
オイルポンプは、オイルフィルターの定番移動先に置きました。
バッテリー前に電動ファンの制御回路がありますので、電動オイルポンプの処理も追加します。
ae111の純正水温計に従って、電動オイルポンプのon offも行われます。
正常動作を確認しましたが、結構なスピードでオイル潤滑していました(6l / minのスペック)。
ちょうどフェンダーを外していたので、
回路に手を入れ動作確認した後、フェンダー内側に移設しました。
エンジンルームがちょっとスッキリしました。
完成後、数日間運転してみましたが、基本ストリートなので効果はよくわかりませんでした(笑)。