X6 Mのエアサス故障?・BMW・BMW Xシリーズ・ベローズに関するカスタム事例
2024年04月17日 07時35分
F86のエアサスが逝きました。
右リアのみ完全に沈み切ったリジッドの状態です。
フェンダーとの隙間は指2本程度でスレスレです。
症状はガレージでリモートキーで開錠した直後にエンジンルームからカチャカチャと異音。
施錠→開錠の操作を行うと異音が消える。
その数分後に瞬く間に右リアがペッチャンコになったという具合です。
クルマが傾いてしまい焦りましたが、その後のエンジン始動後にジワジワと車高が上がっていき元に戻りました。
そのまま充填した空気を維持しておりケロっとしています。
1日経過後も変化がありません。
何なんでしょうか。
外車のエアサス車であるあるのベローズ(エアバック)の劣化。
ゴム製のエアサスペンションゆえに、経年でのひび割れ等でエア漏れによる故障が特に多いそうです。
エンジン始動で現状復帰し、そのままの状態で維持してはいます。
ただ左リアは正常で右リアのみの不具合なので、この部分からジワジワと漏れが出ているのかも知れません。
ローダウン後からのエンジン始動でコンプレッサーは特に問題なく動作(吐出)し、数秒でもとの車高に戻ったため、こちらは正常かなと思います。
ただベローズからの漏れが常態化していて、常時コンプレッサーが動作する状況が続くとそちらが過労死するそうです。
コンプレッサーが圧縮したエアをサスペンション側に振り分けるバルブブロック。
これもあやしいです。
車両ステータスでのチェックコントロールではエラーメッセージはありません。
外車あるあるの何事も無かったように元に戻り再発しないこともあります。
とりあえず、後日、ファクトリーに入庫させて点検してもらうことにしました。
idriveのチェックコントロールでは異常なしのメッセージでも、診断機ではディフェクトメモリーに異常履歴が出ている場合があります。
エアサスの不具合で1番多いベローズは交換推奨が3年〜5年のようなので、不具合というよりも定期消耗交換の時期でもありそうです。
ベローズは純正品ですとそれなりに高価ですが、ビルシュタイン等の社外OEMですと、部品代は抑えることができるようです。
OEMは様々なメーカーが製造いるようです。
この際ダメなところはゴソっと交換してしまおうと考えています。