GRヤリスのパンデムガレージ・フロントブレーキ周辺点検と清掃・持つべきものは友。・一期一会に関するカスタム事例
2023年06月03日 13時23分
前回の続き。
泡泡洗車を終水滴を吹き飛ばしたらリフトアップ。
前回ドライブしてから500キロほど走ったので、フロント廻りから点検(緩み、亀裂、破損等)と清掃をします。
ホイールを取り外し目視点検。
フェンダー内、結構汚れてます。。
モノブロックキャリパーにはブレーキダストが特盛り。。
このブレーキダスト、今回付けているパッドの特性なので仕方がないです。
低ダストパッドを装着することより、しっかり止まることが最優先。
汚れたら掃除をする。
それでヨシ!!
歯ブラシ、塗装用刷毛を使ってダストを落としてから、ブレーキパーツクリーナーで洗浄。
ディスクを外してみるとバックプレートもこの通り。
ブレーキダストが盛り盛り。。
こちらも拭き取り掃除。
その後ワックスを掛けて。。
なんと無駄なことをしてるんでしょう。。
完全に自己満足の世界に入ってます。
ディスクプレートのキャップスクリューボルトを確認の意味でトルク管理。
するとインシデント発生!
ブレンボさんにパーツの名前を聞くとこのパーツの名前は【ハードウェア】というそうだ。
急にトルクが抜けたと思ったらキャップスクリューボルトを折損。。
中に入ってしまったボルトを救出したくてもリムーバーを持っていないので作ることにしました。
といっても工作機械を持ってない。。
取り敢えずAUTO CADでサクッと描いて。。
友達のところへ制作依頼のご連絡。
友達は快く引き承けてくださいました♪
肝はツバから0.3ミリ長くすること。
寸法公差もしっかり描いて。。
お友達に簡易図面とサンプル(左側)を送ったら即日対応してくださり。。
この通りクローン(右側)完成!!
というか、純正品より精度が出てるという。。
素晴らしい!
しかもNC複合機加工。
もうね、感謝しかありません。
本当にありがとうございます。
やはり持つべきものは友。
友達は大切にしなきゃです。
因みに折れたボルトの表記。
APO社製(推測ですがイタリアのボルトメーカー)のボルトで
強度区分が8と表記。
マジですか!
弱すぎませんか?
ブレンボさん。。
制作依頼してあったハードウェアが金曜日に届きました!
荒天の中、郵便局の職員さんが配達してくださいました。
郵便局員さん、本当にありがとうございました。
そしてこれが友達が作ってくれたブツ。
SCM435の調質材(焼入材)で作ってくれました。
そこへキャップスクリューボルト(A2-70)で留めることにします。
結局キャップスクリューボルトは2本折損。。
ハードウェアの中で折れてしまったボルトは取れなくなってしまいました。。
今度時間のあるときにリムーバーでボルトを外してみよう。
ハードウェア、10箇所全て交換!
トルク管理をしたのでしっかりマーキング。
ディスクを仮留め。
キャリパーを戻して。。
ワイドトレッドスペーサーを取り付けてトルク管理。
こんな感じね。
R側は完成。
引き続きL側を行います。
メイドイン大阪とイタリアのコラボレーション。
とても良い出来映えとなりました。