レンジローバーの油圧計取付に関するカスタム事例
2021年04月11日 07時59分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
先日インパネに油圧計を取り付けましたが、一緒に買った油圧センサー部(センダーユニット)が正常動作せず不良品だったので、別の店からセンダーユニットDRC2479だけ購入しました。
なお、あとで書きますがこのDRC2479は私が付けたスミスの油圧計に組合せ指定されているものではありません。
油圧センダーユニットの取り付け場所についてですが、ローバーV8には昔の名残でセンダーユニット用に1/2UNFのネジ穴がオイルフィルターの斜め上に用意されていてボルトで栓されてます。
よってオイルフィルターの間に挟みこむセンサー取り付けアダプターなど使わずに、無加工で取り付け可能です。(ボルトは11/16インチのレンチで外します)
購入したDRC2479は古いディフェンダーV8に適合するもので、ネジ径1/2UNF(ユニファイ細目ネジ)です。(CRRの80年代前半以前のものでも合うとは思いますが、部品番号が見つけられませんでした)
なお元々購入してあった油圧計に組合せ指定されているセンダーユニットはネジ径が1/8NPTで、1/2UNFへの変換アダプター(これが結構特殊でなかなか売ってない)を使わないと付けられなかったため、今回組合せ指定外ですが自己責任で直接ねじ込める1/2UNFのものを買ってみました。
センダーユニットが指定外なのでエンジンに取り付ける前に、指示値のズレを確認してみました。
センダーユニットに圧力発生機をつなげて、圧力を0→1→2→3kg/cm2とあげてみたところ、想定してましたがかなりのズレが💦
(圧力発生機の単位がbarになってますが、1bar= 0.9869kg/cm2なのでほぼイコールです)
しかし4kg/cm2ではなぜかほぼ合う(笑)
今度は逆に下げていった結果。
上げていく時と下げていく時でもズレが…
結構アバウトな計器です😅
まあ、絶対値は必要なく、正常時と異常時がわかれば良いのであまり気にしません。
ボルト外して
センダーユニット取り付けました。
レンチは下から作業した方がやりやすいです。
油圧計から引っ張ってきた配線を接続して完成!
取り付けてエンジン掛けたら、動きました😀
パワークラスターオイル10W-60の油圧です。
暖機後は1kg/cm2を指しているので、油圧としては1〜2kg/cm2の間くらいでしょうか。
ワークショップマニュアルによると、2400rpmで1.76kg/cm2以上とのことなので、まあ良さそうです。
何度か走ってはアイドリングを繰り返しましたが指示値の再現性はありそうです。
絶対値は当てになりませんが、これで正常時の油圧が把握できるようになりました。
画像追加
2400rpm時の油圧を確認したので追加しました。
2kg/cm2弱を指しているので、たぶん2〜2.7kg/cm2くらいのようです。