アルトワークスのラジエーターキャップ・ラジエーターキャップ交換・たかがラジエーターキャップされどラジエーターキャップ・DIYに関するカスタム事例
2019年10月25日 10時54分
鈴木旧車倶楽部会員 アルトワークスとキャロルエコとスバルサンバーKS4に乗っています。 車屋さんやっています。 突然フォロー突然コメント大歓迎です。
連続投稿失礼致します。
アルトワークス
ラジエーターキャップ交換
普通水の沸点はご存じの通り100℃です、ラジエーターキャップはバネの力で圧力を一定まで逃さず加圧する事で沸点を上昇させてエンジンの熱を吸収しています。
ラジエーターキャップの加圧弁圧は0.9~1.1kg/c㎡に設定されており加圧弁圧1.1kg/c㎡で沸点は約125℃まで上昇します。
ラジエーターキャップの端の方に加圧数値が刻印されてます。
沸点が高いほどエンジンの熱を吸収する能力は上がりますが、圧を上げ過ぎるとラジーエーターやホース類がパンクしてしますので一定の圧を超えると弁が開いて圧力を抜く役割もしています。
なので、古い車の場合加圧数値の高いラジエーターキャップを付けると色々な所から液漏れを発生させるリスクが発生します。
この様な点からラジエーターキャップは圧力を制御する役割を持つという事がおわかりになられたかと思いますが、ゴムパッキンにしろ加圧弁のバネにしろやはり消耗品ですので定期的に交換する事をおすすめします。
ラジエーターキャップ不良によりラジエーター内の圧力が下がるとオーバーヒートする場合もありますので、水温が異常に高い場合一度ラジエーターキャップを疑ってみてはどうでしょう。
新品の純正指定品です。
赤丸に加圧数値が刻印されてます。
ゴムパッキンが終わった状態。
純正指定の0.9~11を使いました。
高い数値の社外品を使うとそれなりのリスクが付きまといます。
ラジエーター漏れラジエーターホース漏れヒーターコア漏れヒーターコア付属ホースからの漏れ。