ムーヴカスタムのマロンさんが投稿したカスタム事例

JB-DETエンジンのヘッドカバーを結晶塗装にしてもらう工程です。
文字入れするので表面にあるイボを削り取ってもらいました。
丁寧に梱包して匠の業者様に発送します。

DTMの店長がデータ化した文字を匠の業者様に送ります。
それを基にデジタル上で文字を整列させ、それをガイドとして一つ一つ付けていく作業になります。

匠の業者様が切り文字を実際に貼り付けてる画像です。
切り文字はデータを基に金属加工会社さんにて2㍉厚のアルミ板をカットして頂き構造用エボキシ接着剤で固定します。

切り文字を貼り付けた状態です。
通常であればこのまま本塗りに行けるのですが、文字が後から付けた感が出るので、エボキシプライマーサーフェサーを筆で塗り隙間を埋めていきます。

隙間が埋まったら再び60°40分の熱を掛けて硬化させます。

結晶塗装の塗料を全体の膜圧(まくあつ)が均等になるようコートします。
だいたい6コートくらい重ねるそうです。
その後140°C〜170°C程の熱を40分掛けて焼付けます。

完成画像です。
ブルーパールを混ぜた結晶塗装の黒です。
ぱっと見は黒に見えますが光に当たるとブルーパールの青味がわかります。

最後にDTMの所だけ赤文字にしてもらいました。

マロンL152Sに搭載した画像です。
エンジンルームが見違えるようになりました。
ピカイチの工房に依頼して正解でした。