X6 MのLLC・ベンチレーションホース・BMW純正・自主点検・S63B44Bに関するカスタム事例
2024年11月01日 07時37分
弄り(維持)の秋ということで、補修部品等をイロイロ買い漁っています。
今日も宅配便にて到着しました。
純正部品を主に扱い輸入も行うパーツディストリビューターから定期的に購入しています。
車体番号の開示と写真で欲しい部品をメールするとすぐに国内のBMWJAPANのストックを調査してくれます。なければ本国バックオーダー。
以前購入したF86純正のステアリングホイールもドイツ本国のBMWに確認して頂き、最後の1本のストックを入手しました。
ステアリングホイールはBMW M Performance のものは需要がありますが、純正デフォルトのものは補修で交換するケースでも少ないです。
純正国内正規品のLLCを購入。
LLCは水との混合50:50で希釈して使うタイプです。
自分のF86は過去の分解整備記録簿によると、1年の周期でLLCを補充した整備記録があります。
この交換記録は新車から毎年行われてきた12検から継続しています。
クルマに積んでいる「S63B44B」のエンジンでは短いサイクルでLLCが消耗していることがわかります。
それもそのはず過酷なサーキット走行を前提としたエンジンは10個のラジエーターユニット、5個のウォーターポンプを備えているため減ることは当然のことかと思います。
今年の1月の整備では補充した記録になっていて、エクスパンションタンクを覗いたら少量ですが、減っています。
減りはMAX上限からMINとの間に位置しておりますが、やはり1年スパンで僅かに消耗しています。
補充のための100%高純度精製水とオイル差しも購入しました。
少量の補充なのでオイル差しでLLC混合液を作ります。
希釈に使う水は間違っても水道水や井戸水は使ってはいけません。
不純物のない工業用精製水を使うことによりウォーターラインのトラブルを防ぎます。
精製水はカインズホームで購入。
週末にでも希釈LLCを作成して補充しようと思います。
エンジン補器系のパーツも予防整備に備えて購入しました。
ベンチレーションライン → ブローバイホース
シリンダーヘッドを介してのブローバイガスをインテークに戻すパイプです。ホースはターボチャージャー2機の真横にマウントしているため、かなりの熱の影響を受けます。
劣化するとパイプ自体が収縮してクリアランスができたり、割れやヒビの部分から外気に放出されてしまいます。
また経年車ではよくブローバイに含まれるオイル成分がホースのジョイント部分からリークしてベタベタになるようです。
自分のF86はいまのところ問題ありませんがいずれ劣化を避けられないので、予備部品として在庫しておくことにしました。
製造はMAHLEというエアエレメント等を供給するメーカーのものです。
Mモデルの場合には乗りっぱなしとはいかないので、最低限のオーナーズハンドブックに記載されているような点検と補給は自分で行うように心掛けています。