エランのライトウエイトスポーツ・スポーツカー・英国車・雑誌掲載に関するカスタム事例
2022年12月16日 13時14分
突然ですが私はエランを1996年から26年間所有していると主張(?)しています。
しかし古くからお付き合いのある方たちには知られているのですが、本当はそうではありません。
実は2008年8月に一度エランを手放しており、その後、思い直して2009年7月に同じ個体を買い戻すという何だかよく解らないことをしています(笑
手放した理由について簡単に説明すると、ロクでもない女に引っかかって騙されて貢いでしまったということです(笑
ですのでオーナー歴は1996年5月~2008年8月までの12年3ヶ月間と、2009年7月~現在(2022年12月)までの13年5ヶ月間程度というのが正確なところなのです。
まあ私的にその間の空白の11ヶ月は「無かったこと」にしているのですが😅
その空白期間にエランはどこにあったかというと、当然売り渡したお店『ガレージIWASA』の在庫車として販売されていました。
内外装ともに程度は悪くなく、ウッドパネルや幌など気になるところは交換され、エンジンの調子も良く、価格は350万円と当時の相場的にも全く高くなくかなり良い物件に思えましたが、何故か買い手がつきませんでした。
そんな折、カーマガジン誌の連載企画『BowのNew Classic探検隊』でガレージIWASAのエランが紹介されることとなり、その取材時には数台あるエランの在庫の中から、私が乗っていた薄青エランに試乗して、それをメインで誌面にて紹介する予定だったそうです。
しかし取材直前になって薄青エランは突如エンジンの調子を崩し、急遽別の在庫車の黄色いS4の試乗に変更となったそうです。
その取材回が掲載されたカーマガジンが発売されてから間もなく、その黄色いS4は売れてしまったそうです。。
当時の私は何とかエランを買い戻せないかと考えていましたが、エラン売却代金の大半を貢いでしまい、残ったお金は裁判費用に消え、裁判では完全勝訴しましたが、相手からは1円も回収する事が出来ずで手元にお金は僅かしかなく、なかなか踏み切れずにいました。
しかしそのカーマガ取材の顛末を聞いてこれは薄青エランが私を待っているのだと勝手に解釈し、全額ローンでの購入を決意しました。しかし申し込んだローンは審査落ち、連帯保証人を付けないと無理と言われてしまいました。
当時は両親は頼れない状態でしたので、意を決して勤め先の社長に頭を下げてお願いしたところ快諾いただき、無事にローン契約成立。
それをガレージIWASA・岩佐社長へ電話で知らせたところ、「なんだよローン通っちゃったのかよ。 ならば違うクルマ持って来りゃ良かったな。」との返事😅
実はその時、薄青エランは都内で開催されたイベント『スペシャルインポートカーショー』のガレージIWASAのブースに販売車として展示されていたのです!
いやアブナイアブナイ。。💦
なんとか私の下に戻ることが決まったエラン、
ウインドシールドに『薄青様・売約済み』のボードを掲げてその日一日は展示されたのでした。
(本当は薄青ではなく本名での記載です)
さて何故こんな昔話を今更投稿したかというと、Facebookのとある投稿で、モータージャーナリストの渡辺 敏史氏と初めてコメントのやり取りをした際に、氏が前述の『BowのNew Classic探検隊』のBow博士の助手として実際の記事を書かれていたご本人であることを思い出し、そういえばネット上で件のエランの記事を見たような気がしたなと検索してみたところ、ガレージIWASAのホームページにまだあるじゃないですか!
と、ネタが揃ったので紹介した次第なのです。
この空白期間の時にナンバープレートも変わってしまい、分類番号が古い二桁から三桁になってしまったのです。そんなこともあったので、今回の休眠ではナンバープレートもあっさりと返納してしまいましたが、二桁ナンバーがまだ付いていたら税金掛かっても維持すべきかと悩んだかもしれませんね😅
※一枚目画像はカーマガジン誌368号に掲載された画像を転載させていただきました。
↓画像引用元記事のURLです。
http://www.garage-iwasa.com/scrap/2009-02/Car-mag368.pdf
画像上が最初のナンバープレート。
画像下は買い戻してから昨年までつけていたモノ。
次の復活の時はどんな番号になるかな?