引っ越し前に車を売るべき!住所変更に伴う必要な書類や手続きを紹介
住所が変わっちゃうけど、必要な手続きや書類はどうなるの?
引っ越し後に車を売るよりも、引っ越す前に車を売るのがおすすめです。
引っ越し前に車を売る方が必要な手続きや書類が少ないからです。
また、引っ越した際には住民票または戸籍の附票が必要になります。
このサイトでは、引っ越し前後に車を売る際に必要な手続きや書類について解説します。
また、少しでも高く売るための方法も紹介しますので合わせてお読みください。
このページのもくじ
引っ越した後よりも引っ越す前に車を売る方がおすすめ
車を引っ越す前か引っ越した後に売るかを迷っている場合には、引っ越す前に売ることをおすすめします。
引っ越す前に車を売ることをおすすめする理由は、2つあります。
1つ目は、車を売るのが引っ越す前である場合は必要な書類は通常車を売る際に必要な書類と変わりませんが、引っ越した後に車を売る場合は必要な手続きや書類が増えるからです。
2つ目は、もし引っ越す際に距離が遠い場合や車を複数台所有している場合は、車の移送を業者に頼もうと考えているかもしれませんが、車の移送は比較的高額で数万円かかってしまうからです。
また、引っ越し後は、新しい引っ越し先で生活するための準備で忙しいにもかかわらず、車の売却もしなければならなくなると忙しくなってしまうでしょう。
引っ越し前の余裕がある期間に車を売る手続きをしておいた方が、引っ越し先での生活の準備に余裕を持って取り込むことができるためおすすめです。
3つ目は、車の査定額は時間が経つほど低くなってしまうからです。
引っ越し期間は約1,2か月でそこまで時間かかからないことから、大幅に査定額を下げられてしまうことはほとんどないでしょう。
しかしその1,2か月で新型のモデルが販売されたり、年が変わってしまった場合には大幅に査定額が下げられてしまうことも考えられなくはありません。
これらの理由を合わせて総合的に考えると、引っ越した後よりも引っ越す前に車を売る方がおすすめです。
引っ越し前後に車を売る場合に必要な手続き
引っ越す前に車を売るという場合は、通常車を売る場合の他に必要になる手続きはありません。
しかし引っ越した後に車を売るという場合、必要な手続きはあるもののそこまで負担のかかる手続きではないので安心してください。
引っ越した後に車を売るという場合は、15日以内に陸運局に住所変更の届け出を提出する必要があります。
この届け出を15日以内にしていない場合には、住民票か戸籍の附票を準備する必要がでてきます。
届け出を出すのを忘れていたり、出すのが面倒くさいと思ってしまう方は、住民票か戸籍の附票を準備するようにしましょう。
引っ越し前後に車を売る際に必要な書類
引っ越す前または引っ越した後に車を売る場合に必要な書類は何かについて詳しく解説していきます。
引っ越す前に車を売る場合に必要な書類
引っ越す前に車を売る場合は、通常車を売るときに必要な書類と変わりません。
ただし、普通自動車を売る場合と軽自動車を売る場合とで必要な書類は変わるので注意が必要です。
-
〈普通自動車を売りたい方が必要な書類〉
- 自動車検査証
- 自動車税納税証明書
- 自賠責保険証明書
- 実印
- 印鑑登録証明書
- リサイクル券
- 委任状
- 譲渡証明書
-
〈軽自動車を売りたい方が必要な書類〉
- 自動車検査証
- 軽自動車税納税証明書
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
- 印鑑または認印
車の身分証明書とも言える自動車検査証が必要
自動車検査証とは、車検対象の自動車に交付されることで保安基準を満たしていることを証明する書類です。
この車検証には所有している自動車の情報が細かく記載されてる車の身分証明書のようなものです。
自動車検査証を無くした方は、紛失した理由を記した理由申請書や本人の認印がある委任状を用意し陸運局に再発行してもらいましょう。
自動車税を納めたらもらえる自動車税納税証明書が必要
自動車税納税証明書とは、自動車税の納税が正しく行われていることを示す書類です。
この自動車税納税証明書は、自動車税を納めたその場で自動車税の納付書と一緒にもらうことができます。
自動車税納税証明書を無くした方は、管轄の都道府県の税事務所で無料で発行することができます。
自動車保険の保険証である自賠責保険証明書が必要
自賠責保険証明書とは、自動車を購入した方が必ず加入する自賠責保険の保険証です。
自賠責保険証明書を無くした方は、免許証などの本人確認ができるものが必要となりますが、保険会社ですぐに無料で再発行してもらうことができます。
本人であることを示す実印が必要
実印とは、市区町村の役所に登録した公的に認められた印鑑のことです。
実印を無くした方は新たな実印に効力を持たせる必要があります。
そのためには改印届の届け出や身分証明書、新しく登録する実印などを準備して最寄りの市町村役所に行って手続きをしましょう。
しかし、軽自動車を売りたい方は実印を用意する必要はなく、印鑑または認印で済ませることができます。
本物の印鑑であることを示すために印鑑登録証明書が必要
印鑑登録証明書とは、印鑑の登録手続きが済むともらえる書類です。
この印鑑登録証明書は登録された印鑑が本物であることを証明するために必要になります。
印鑑登録証明書を無くた方は、手数料が1000円かかりますが、印鑑を登録したときと同様の方法で再度登録を申請しましょう。
しかし軽自動車を売りたい方は、印鑑登録証明書を用意する必要はありません。
自動車のリサイクル料を支払い時にもらえるリサイクル券が必要
リサイクル券とは、法で定められたリサイクル料が正しく収められていることを示す書類です。
このリサイクル券は、車購入時の自動車リサイクル料を支払ったときにもらえます。
リサイクル券を無くした方は、リサイクル券は再発行することができません。
車を売るときにあったほうがいいのですが、ない場合は紛失したということを業者に伝えましょう。
代理人に手続きをしてもらうには委任状が必要
委任状とは、車の所有者が直接申請を行えない場合に、指定の代理人に権限を委任し申請を行えるようにする書類です。
この委任状は車の買取店で作成することができます。
しかし、軽自動車を売りたいという方は委任状を用意する必要はありません。
自動車の所有者を示す譲渡証明書が必要
譲渡証明書とは、売買や譲渡で自動車の所有者が変わった場合に、いつ誰に譲渡が行われたかを証明する書類です。
この譲渡証明書は車の買取店で作成することができます。
しかし、軽自動車を売りたいという方は譲渡証明書を準備する必要はありません。
引っ越した後に車を売る場合に必要な書類
引っ越した後に車を売る場合は、引っ越し前に車を売る場合に必要な書類に加えて住民票もしくは戸籍の附票が必要になります。
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〈普通自動車を売りたい方が必要な書類〉
- 住民票または戸籍の附票
- 自動車検査証
- 自動車税納税証明書
- 自賠責保険証明書
- 実印
- 印鑑登録証明書
- リサイクル券
- 委任状
- 譲渡証明書
-
〈軽自動車を売りたい方が必要な書類〉
- 住民票または戸籍の附票
- 自動車検査証
- 軽自動車税納税証明書
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
- 印鑑または認印
1回の引っ越しした方であれば住民票を用意する必要がありますが、複数回引っ越した方は戸籍の附票が必要になります。
車検を受ける際には、車検証の住所と現在の住所が一致していることを確認する必要があります。
そのため、住民票もしくは戸籍の附票は、以前住んでいた住所が車検証の住所と一致しているのかを確かめるために必要になります。
1回引っ越しただけならば、住民票を用意すれば大丈夫です。
しかし複数回引っ越した場合は、引っ越す度に車検証の住所変更を更新していない場合がほとんどだと思いますので、その場合は戸籍の附票を準備する必要があるので注意が必要です。
引っ越し前後に車を売りたい人が抑えておくべきポイント
引っ越しの準備で車の売却を急いでいる方には、車をより高く売るために抑えていただきたいポイントがあります。
車を効率よく売るためにもポイントを抑えましょう。
引っ越すために車の売却を急いでいることを知られないようにする
引っ越す前に車を売ろうとしていることを業者には知られないようにすることがおすすめです。
もし業者に引っ越し前だから車の売却を急いでいるということを知られてしまえば、業者は多少査定額が低くても売却してくれるだろうと思って査定額を低めにされるということもあり得ます。
少しでも査定額を高くしたいと考えている方は、業者とのコミュニケーションを慎重に行い、査定額を下げられないよう心がけましょう。
少しでも査定額を高くしたい方は一括見積もりがおすすめ
車を売りたいと思ってすぐに業者に査定してもらうことはあまりおすすめしません。
まず自分の売ろうとしている車がどのくらいの査定額なのかを把握することを先に行う方がよいでしょう。
確かめる方法として、一括見積もりをするのがおすすめです。
一括見積もりを利用すれば、業者の面倒な営業に巻き込まれることなく、複数社から査定を受けることが簡単にできるからです。
また、引っ越す前に車を売りたくて急いでいる人にとっては、短時間で複数の業者の査定額を知ることができるのでメリットが多いでしょう。
サイト下部のボタンから簡単に一括見積もりができるので、自分の車の査定額を確認してみましょう。
引っ越し前後に車を少しでも高く売る方法5つ
車には何かと高額な費用を費やしてしまうため、少しでも高く売りたいですよね。
ここでは、車を少しでも高く売るための方法を詳しく紹介していきます。
車内をきれいにしていた方が査定額が高くなりやすい
少しでも車を高く売りたい場合、見えるところだけでもきれいにしておくことが大切です。
特に、シートやフロアマットなどは、交換が必要と判断されると、査定額が下がってしまいます。
車内は専門的な知識がなくても清掃できるところが多いため、査定前にはしっかりとお手入れをしておきましょう。
また、汚れた状態だと大切に乗っていないと思われてしまい印象が悪くなります。
売却を考えている車だからこそ、必ず洗車をしておきましょう。
エンジンのオーバーホールやエンジンの載せ換る
エンジンのオーバーホールとは、通常の点検作業ではできない劣化部品の交換や調整、洗浄を行う作業のことを言います。
エンジンのオーバーホールや載せ換えをしている場合、査定額が上がる可能性があるため、必ず申告しましょう。
ただし査定額が上がるからといって、わざわざ載せ替えてから査定に出す必要はありません。
エンジンのオーバーホールやエンジンの載せ換えには多額の費用がかかるため、載せ換えにかかった費用の分だけ損をしてしまいます。
車関係の書類は揃えておいたほうが査定額は上がりやすい
車を購入した際にもらった書類が一式揃っていると査定額が高くなりやすい要因になります。
車の基本情報や次の利用者に必要な書類の有無は、査定額に影響が出る場合もあります。
オーナーとしての信頼性にも関わるため、定期点検整備記録簿や取扱説明書などは、用意しておけるとベストです。
純正部品も用意しておく方が査定額が上がりやすい
純正部品とは、その製品を製造販売するメーカーによって、販売されている部品です。
もし売りたい車の部品を純正以外の部品に付け替えたなら、必ず純正品も用意しておきましょう。
基準ぎりぎりに設計されている社外品は、場合によっては車検に通らない可能性があります。
たとえ、運転しやすいようにカスタマイズしていたとしても、それは査定額を上げる要因にはなりません。
できるだけ購入時と同じ形に近づけることが、査定額を上げるためのコツとなるのです。
車をネットで売る方が業者で売るよりも高くなりやすい
ネット査定では一度に複数の業者の見積もりを出すことができるため、おおよその買い取り相場を簡単に知ることができます。
業者に車を売る場合、買い取り相場を知らないまま車を持ち込んでしまえば、相場より安く査定されてしまうケースに気づけない場合が考えられます。
しかし、ネットで複数の業者に査定をお願いすれば、手間がかからないだけでなく、業者によって査定額が下げられることを避けることができるのでとてもおすすめです。
まとめ
車を売るのは引っ越す前に売るのがおすすめです。
引っ越す前に車を売る方は査定額を下げられないためにも、業者に車の売却を急いでいるということを知られないようにしましょう。
また、引っ越した後に車を売りたいという方は、陸運局に住所変更の届け出を提出するか、住民票または戸籍の附票を準備しましょう。
引っ越し前後に車を売りたいという方は、短時間で複数の業者の査定額を見積もることができる一括見積もりを利用するのがおすすめです。
以下のボタンから、自分が売りたい車の査定額をチェックしてみましょう。
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